4. 夏の省エネ:我慢ではなく、エネルギーの効率的利用を

経済産業省資源エネルギー庁は、消費電力が大きい家電製品としてアイロンや電気ポットなどの家電を列挙しています。

物価高や電気料金の値上がりなどによって「節約」という文字が頭から離れない人も多いのではないでしょうか。

しかし、冷房の使用を節約のために控えるのはキケンです。6月の時点で熱中症で搬送された人は少なくありません。

「省エネルギー」と聞くと、ガマンして使用量を減らすことをイメージする方が多いかもしれません。しかし、本来の省エネルギーとは無駄なく効率的に活用することにあります。

まずは簡単に取り組めて効果の大きいところから着手していくことで、無理なくエネルギー消費と光熱費の削減につなげられるでしょう。

冷たい飲み物を適宜飲んだり、冷却マット・敷きパットやクールネックリングを活用したりすることで、冷房の設定温度をあまり下げなくても清涼感を感じられるはずです。

自身の体調を第一に考え、無理のない範囲で、節約を検討してみてくださいね。

参考資料

西田 梨紗