昨今、日本では円安の影響により外国人観光客が各地で多くみられます。
円安の状況は続くものの、大型連休を活用して現地費用を考慮しながら海外旅行を楽しむ日本人も多くいるようです。
そこで観光プランと併せて検討されるのが「海外旅行保険への加入」。旅行には病気やケガ、荷物の破損、飛行機の遅延など、さまざまなトラブルやリスクが多く潜んでいます。
本記事では、旅行時の体調に関する意識調査を確認した後、海外旅行保険の必要性や注意点について解説。
夏休み前、旅行を計画したり、検討したりしている方、ぜひ最後までご覧ください。
1. 「海外旅行するとき保険に入る?」「どう対応する?」意識調査結果
医師向けメディアONE DOCTORとクーミル株式会社が「海外旅行中の体調不良の対応について」アンケートを実施。
調査の概要は以下の通りです。
- 調査方法:インターネットでのアンケート調査
- 調査対象:10~60歳代の男女
- アンケート母数:376名
- 実施日:2024年5月12日〜2024年5月21日
- リリース公開日:2024年5月24日
1.1 「海外旅行する時、旅行保険に入っていますか?」約76%が加入
全回答者のうち、約76%が何らかのかたちで加入すると回答。そのうち、クレジットカードに付帯されている人は87名と、全回答者の約2割を占めました。
- 加入する:199名
- クレジットカードに付帯されている:87名
- 入らない:90名
新たに保険へ加入するのではなく、クレジットカードに海外旅行保険が付帯しているケースがあります。
この場合、主にクレジットカードを所持しているだけで適用となる「自動付帯」と旅行代金を対象のクレジットカードで支払うと適用となる「利用付帯」にわかれるため注意が必要です。
クレジットカードの種類やグレードにより、補償内容や上限額などが異なります。
一般的な海外旅行保険に比べて補償範囲が狭かったり、補償額が少なかったりする場合もあるでしょう。
お手持ちのクレジットカードデスクやホームページで、補償内容を確認してみてください。
次の章では、実際に体調不良になったとき、どんなサポートや情報が必要だと感じるかをチェックしていきましょう。