2. 高温多湿から植物を守る5つのコツ

高温多湿から植物を守る5つのコツ

緑のじょうろで水やりをしている

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2.1 その1:適切な水やり

夏は植物が大量の水を欲しがるので水やりが欠かせません。ただし気温が高い時間帯に水を与えると、強い日差しで水がお湯のように温まってしまいます。

水やりは早朝や夕方の涼しい時間におこないましょう。鉢植えの植物には下から水が流れ出るまでタップリと。水が葉や花にかからないように、根元に直接注ぎます。

2.2 その2:風通しの確保

蒸れを防ぎ病害虫の発生を抑えるために、風通しをよくすることが必要です。大きく育った植物は枝を切り戻して、茂り過ぎた葉を取り除きましょう。

植物同士の間隔が広くなって、風の通り道ができるとともに、見た目も涼しげになります。

2.3 その3:草抜き

雑草は夏の暑さにも負けずグングン生長しながら、土から水分と栄養を吸い取ります。ときどき草抜きをして、庭の植物にとって必要な水や栄養を確保しましょう。

雑草を取り除くことで風通しが改善され、病害虫の発生を抑制できます。庭全体がスッキリと整い、植物の美しさが引き立つでしょう。

2.4 その4:マルチング

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マルチングとは腐葉土やバークチップなどで土の表面をおおう作業。地面に強い直射日光が当たらないので、土壌の温度を下げる効果があります。

また水の蒸発を抑えて保湿効果を高めたり、雑草が生えにくくなったりするのもうれしいところです。

2.5 その5:遮光ネットの使用

遮光ネットは日差しを和らげ、植物が直射日光から受けるダメージを軽減するツール。植物の葉焼けや過剰な水分蒸発を防ぎ、土壌の湿度を保つのに効果的です。

支柱を立ててネットを広げ、たるみがないようにしっかりと張りましょう。風で倒れないように、支柱は土に深く差し込み、ネットを紐などで固定します。