3. まとめにかえて

今回は猛暑に強い、手間いらずの多年草を紹介しました。

夏に開花する植物でも、近年の極端な高温で乾燥が進み、水切れや根が腐って枯れてしまうこともあります。とくに鉢植えの植物は注意しましょう。

日なたを好む植物でも、葉が変色したり、頻繁にクタッとなるようであれば、日陰などに移動して様子を見るのがおすすめです。

6月で既に高温が続いている地域もあるので、本格的な夏が到来すると、さらに気温が上昇する可能性もあります。庭に出るときは、暑さ対策をしてガーデニングをおこなってくださいね。

4. 【ガーデニング豆知識】多年草ってどんな植物?一年草や宿根草とはどう違うの?

多年草と一年草・宿根草の違いとは?

一年草、多年草、宿根草の違いとは

出所:LIMO編集部作成

さいごに、多年草と一年草・宿根草の違いも整理しておきましょう。

  • 一年草:発芽からタネができるまでのサイクルがワンシーズンで完結する植物
  • 多年草:開花後も生長を続け、翌年以降も開花が楽しめる植物。常緑性と落葉性がある
  • 宿根草:落葉性の多年草を特に区別して「宿根草」と呼ぶことがある。開花後地上部分の茎や葉が枯れ、根は生きたまま休眠する

LIMO編集部