例年より梅雨入りが遅い今年。6月中旬になって、ようやく梅雨入りの知らせが各地より届くようになりました。
雨は植物にとって大切な自然の恵みです。多湿が苦手な植物が多いのも事実ですが、雨のなかでも美しい花を咲かせて、私たちを楽しませてくれる植物も少なからず存在します。
そこで今回は梅雨に美しい花が咲く多年草について参考価格ともに紹介します。さっそくみていきましょう。
1. 長雨が続く「梅雨」…気をつけるポイントは?
梅雨は、日照不足による生長不良、長雨による根腐れ、湿気と気温の上昇による株元の蒸れ、さらには雨を媒介した病気などを引き起こします。
このような状況が続くと植物は弱り、やがて枯れてしまうので、これらの状態を引き起こさないように世話を続けることが大切です。
最初から鉢植えで育てて、場合によっては、雨に濡れないようにすることも必要です。雨が続くような場合は、軒下などに移動させて管理をしましょう。
また、風通しをよくするために鉢の下にレンガを敷いたり、株元の葉や茎を整理したり、ときには薬剤の使用も効果的です。