2025年8月6日、厚生労働省よりリリースされた「生活保護の被保護者調査(令和7年5月分概数)の結果」によると、生活保護の被保護世帯の内訳は下表のとおり、高齢者世帯が55.3%(うち単身世帯が51.6%)と半数以上を占めています。

老後生活を支える柱として公的年金がありますが、年金は現役時代の保険料納付状況等により月額どれくらい受けとれるかが決まるため個人差があります。また、保険料未納等で受給要件を満たさない場合には、年金を受けとることができない人も。

年金だけで老後を過ごせる人もいれば、貯蓄を取り崩したり、働いて収入を得るなどしてやりくりする世帯もいるのです。そして要件を満たす世帯は、生活保護費を受けとり最低限の生活を確保することができます。

老後の暮らしはさまざまですが、いまのシニア世代は年金を月どれくらい受けとっているのか。厚生労働省の資料をもとに見ていきましょう。