2. 【フレッシュネスバーガーの新商品】インパクト抜群のビジュアルと意外にも奥深い味わい

そもそもソフトシェルクラブ自体が珍しいということもあり、試食会では揚げる前の状態で見て触れる機会がありました。カニの殻は食べられないという先入観もあってか、正直食欲をそそる見た目ではありません(笑)触ってみると甲羅も手もぶよぶよとした感触。脱皮したばかりで堅い部分がないため、丸ごと食すことができるというわけです。

揚げる前のソフトシェルクラブ。脱皮したばかりなので、甲羅も手もぶよぶよとした感触

カニの写真

筆者撮影

ソフトシェルクラブの神秘に感動している間に、香ばしいニオイとともに「シンガポールチリクラブバーガー」が運ばれてきました。もちろんバンズの間にはカラっと揚げられたソフトシェルクラブが!1匹丸ごとということもあり、インパクトは大です。レタスやオニオン、パプリカなどの色合いも美しく、さっきとは打って変わって食欲を刺激してきます。

バンズからはみ出るソフトシェルクラブがインパクト大!

ハンバーガーの写真

筆者撮影

ハンバーガーをパクリとする前に、まずは揚げたてのソフトシェルクラブを単体でいただきました。衣はそこまで厚くなく、さくっと軽やかな食感です。殻を食べるのに一苦労…ということもなく、拍子抜けするほど食べやすくて驚きました。

ぜひお伝えしておきたいと思ったのが、見た目のワイルドさとは裏腹に、味はとても繊細で奥深いということです。香ばしくてサクサクの殻、少し甘みも感じるジューシーな身、そしてアクセントとしてのカニ味噌が混ざりあい、非常に重層的な味わいになっています。

揚げたソフトシェルクラブの中身。しっかりカニ味噌も詰まっている

フライの写真

筆者撮影

ハンバーガーで食べると、トッピングのパプリカやスクランブルエッグ、甘辛いソースも加わって、さらにおいしさが引き立ちます。食感も野菜のシャキシャキ感、スクランブルエッグのふわふわなど、バリエーションに富んでいて、一口ごとに贅沢な気分にしてくれます。

ソフトシェルクラブの上にパプリカやスクランブルエッグ、甘辛いソースが乗っている

ハンバーガーの写真

筆者撮影

シンガポールグルメということで辛めのエスニックテイストを想像しますが、本商品は甘辛で誰にでも食べやすい味付けに仕上がっています。「もっとパンチの効いた味にしたい」という人は、フレッシュネスバーガーが数年前から店舗で提供している世界の調味料を組み合わせるとよいでしょう。今回の新商品は「シラチャ―ソース」と「カレーパウダー」がおすすめとのことでした。全9種類あるので、自分好みの味を見つけるのも楽しそうです。

店舗で提供している世界の調味料を使えば、好みの味にカスタマイズできる

調味料の写真

筆者撮影