3. 「韓国」「ハワイ」ならJALとANAは同じ料金、ハワイは往復で4万5000円に!

韓国線とハワイ線では、JALとANAの燃油サーチャージは同じ料金となっています。

2024年6~7月の燃油サーチャージ

 

JAL

  • 日本~韓国: 4000円 (片道)/8000円 (往復)
  • 日本~ハワイ: 2万2500円 (片道)/4万5000円 (往復)

ANA

  •  日本~韓国:4000円 (片道)/8000円 (往復)
  •  日本~ハワイ: 2万2500円 (片道)/4万5000円 (往復)

4. ハワイ線では往復3000円もの値上がり!

つづいて2024年4〜5月と6〜7月との燃油サーチャージの差を見てみましょう。

2024年4~5月の燃油サーチャージ

(JAL/ANAともに同じ)

  • 日本~韓国: 3500円 (片道)/7000円 (往復)
  • 日本~ハワイ: 2万1000円 (片道)/4万2000円 (往復)

2024年6〜7月の燃油サーチャージは、4〜5月分に比べて以下のように値上がりしました。

2024年4~5月と比較した6~7月の燃油サーチャージの値上がり幅

(JAL、ANAともに同じ)

  • 日本~韓国:片道で500円/往復で1000円の値上がり
  • 日本~ハワイ:片道で1500円/往復で3000円の値上がり

家族4人でハワイ旅行を計画しているとなると、往復3000円×4人=1万2000円の負担が増えた計算です。いくら世界的な物価高とはいえ、1万2000円ともなると、1回分のランチ代くらいには相当しそうです。

なお、航空券を「予約」しただけでは、現行の燃油サーチャージは適用されません。購入して「発券」した時点での適用となります。

7月31日発券分までは現行の燃油サーチャージが適用されますので、燃油サーチャージ分の予算はあらかじめ組むことができます。ただし、8〜9月の発券分についてはこれから見直しが行われます。

JALとANAの場合、8〜9月の発券分に関して、新しい燃油サーチャージの適用額を6月中旬~下旬ごろに発表するとそれぞれのホームページでスケジュールが公開されています。お盆のハイシーズンや遅めの夏休みとして8~9月に旅行を考えているなどで、予定がまだ先の方は8〜9月の発券分の燃油サーチャージの料金を確認してから、チケットの購入(発券)時期を決めるのがよいかもしれません

 

これぞハワイ!な青い海。ホノルルのスカイラインとワイキキビーチ

ハワイのビーチとリゾートホテルの風景

SCStock / Shutterstock.com

5.  まとめ

海外旅行に行く際にはチェックが欠かせない、国際線の燃油サーチャージについてご紹介しました。

JALとANAでは、7月31日発券分までの韓国線で片道4000円/往復8000円、ハワイ線では片道2万2500円/往復4万5000円が、それぞれかかることがわかりました。5月31日までの発券分からは韓国線が片道500円/往復1000円、ハワイ線が片道1500円/往復3000円、それぞれ値上がりしています。

あらゆるものが値上げ値上げの日々ですが、しっかり計画を立てて賢く予算を組んで、ぜひ思い出に残る旅行を楽しんできてくださいね。

参考資料

高原 祥子