過去の同月に公開された記事をプレイバック!もう一度読み直したい、「編集部セレクション」をお届けします。 (初公開日:2021年6月16日) |
日本の年金制度「2階建て構造」などと呼ばれていますね。
その1階部分にあたるのは「国民年金」、2階部分にあたるのは「厚生年金」です。
「国民年金」は、日本に住む20歳以上60歳未満のすべての人が加入する、いわば年金のベースとなる部分であることから「基礎年金」とも呼ばれます。一方、「厚生年金」は、会社員や公務員などが、国民年金に上乗せして加入します。
国民年金は、納付した期間に応じて給付額が決定するため、性別や現役時代の収入額等による大きな金額の差は見られません。
一方で厚生年金の場合、現役時代に収入に応じた年金保険料を納め、それが年金受給額に反映されます。よって、老後の受給額には個人差が生じます。
今回は、グラフを使って「厚生年金の受給額」のイメージをつかんでいきます。
いまのシニア世代のみなさんは、どのくらい厚生年金を受給されているのでしょうか。また、男女差・個人差はどの程度幅があるのでしょうか。