皆さんはお得に買い物していますか?6月にはボーナスも控え、何を買おうかお悩みの方もいるのではないでしょうか。
2024年4月からはTポイントを統合したVポイントがスタートし、昨今では、QRコード決済やクレジットカードタッチ決済など手軽にかつお得に買い物をできるようになっています。
クレジットカードのなかには、富裕層に人気のあるLUXURY CARDというカードがあります。
LUXURY CARDとはMastercardの最上位カードで会員層の6割以上が経営者層で、会員の平均年収が日本人の平均年収の5.4倍、という富裕層向けのクレジットカードです。
富裕層はどのようなことにお金を使うのでしょうか。今回はLUXURY CARDの調査から、「富裕層が何にお金を使ったのか」ということや、日本における富裕層の割合を調査していきます。
最後にはファイナンシャルアドバイザーの筆者から富裕層に一歩近づくアドバイスも書いていますので、ぜひご覧ください。
1. 日本に「富裕層」と呼ばれる人は何パーセントいる?
野村総合研究所のニュースリリースでは、資産1億円を超える層を「富裕層」と分類しています。
出所:株式会社野村総合研究所「野村総合研究所、日本の富裕層は149万世帯、その純金融資産総額は364兆円と推計 | ニュースリリース | 野村総合研究所(NRI)」
同社のリリースによると、資産1億円超の世帯は日本に148万5000世帯存在します。割合にすると、日本全体の約2%が該当していることになります。
1.1 【一覧表】富裕層の世帯数と保有資産規模
- 超富裕層(5億円以上):9万世帯/105兆円
- 富裕層(1億円以上5億円未満):139万5000世帯/259兆円
- 準富裕層(5000万円以上1億円未満):325万4000世帯/258兆円
- アッパーマス層(3000万円以上5000万円未満):726万3000世帯/332兆円
- マス層(3000万円未満):4213万2000世帯/678兆円
内訳をみると、資産1億円以上~5億円未満が約2.6%(139万5000世帯)、5億円以上が約0.2%(9万世帯)です。
数値だけを見るとかなりマイナーな存在に見える富裕層ですが、日本で富裕層の仲間入りを果たしている人は実は年々増えています。
富裕層が増えている背景として、金融商品の資産価値が上昇したことや、資産の相続や贈与により一気に資産額が増加した層がいることがうかがえます。
では、そんな「富裕層」は一体何にお金を使っているのでしょうか。
次章ではラグジュアリーカードの調査から「富裕層のお金の使い方」を見ていきましょう。