SUBARU急落、スズキは爆騰! 日経平均株価は続伸

【東京株式市場】 2018年5月11日

株式市場の振り返り-日経平均株価は続伸、終値は3カ月強ぶりの高値

2018年5月11日(金)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 22,758円(+261円、+1.2%) 続伸
  • TOPIX 1,794.9(+17.3、+1.0%) 続伸
  • 東証マザーズ総合指数 1,144.5(▲3.2、▲0.3%) 3日続落

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:1,325、値下がり銘柄数:696、変わらず:62
  • 値上がり業種数:24、値下がり業種数:9
  • 年初来高値更新銘柄数:124、年初来安値更新銘柄数:53

東証1部の出来高は16億6,275万株、売買代金は2兆9,302億円(概算)となり、いずれも前日より増加しました。NY市場の大幅上昇などを受けてリスクオンモードが強まった結果、相応に活況な商いとなったようです。ミニSQ算出に伴う嵩上げがあったとはいえ、売買代金は再び3兆円に迫る水準となりました。

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そのような中、日経平均株価は寄り付き後から値を上げ続け、大引け前には一時+271円高まで上昇する場面も見られました。最後はやや伸び悩みましたが、終値としては2月5日以来となる3カ月強ぶりの高値で引けています。

なお、TOPIXも同じような値動きでしたが、上昇率は日経平均株価を下回りました。これは日経平均株価を構成する主力大型株に対する買いが優勢だったことを示唆しています。

東証マザーズ総合指数は3日続落、売買代金は15日連続で1,000億円割れ

東証マザーズの出来高は3,946万株、売買代金は733億円となり、いずれも前日より増加しました。増加はしたものの、個人投資家の物色意欲の回復は依然として鈍く、基本的には低調な商いだったようです。出来高も連日で4,000万株を割り込み、売買代金も15日連続で1,000億円を下回りました。

また、総合指数も小幅下落ながら3日続落となり、大型株市場とは対照的な値動きとなっています。

スズキが一時+10%高に迫る爆騰、SUBARUは場中の決算発表直後に急落

個別銘柄では、主力値嵩株が総じて大幅高となり、大幅高となったKDDI(9433)と、堅調に推移したユニー・ファミリーマートホールディングス(8028)がいずれも年初来高値を更新しました。

また、前日に決算発表を行った企業で株価上昇が目立ち、スズキ(7269)が一時+10%高に迫る爆騰となり、パナソニック(6752)も一時+5%超高の急騰となっています。

その他では、トヨタ系最大手部品メーカーのデンソー(6902)が5日ぶりに急反発したのが注目を集めました。

一方、トヨタ自動車(7203)が3日ぶりの反落となり、取引時間中に決算発表を行ったSUBARU(7270)は発表直後から急落となりました。

また、前日に決算発表を行ったニコン(7731)が売られて年初来安値を更新し、ブリヂストン(5108)も安く引けています。

その他では、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)など金融株が小幅上昇となった中で、一連のシェアハウス融資問題が燻るスルガ銀行(8358)が再び急落したことが目を引きました。

新興市場では、そーせいグループ(4565)が急落して年初来安値を更新しましたが、約2年前の最高値から約4分の1水準まで下落したことになります。また、ミクシィ(2121)やインターネットインフィニティー(6545)なども安値更新となりました。

一方、ソウルドアウト(6553)が急騰して年初来高値を更新し、ジャパンインベストメントアドバイザー(7172)も再び急騰して引けています。

青山 諭志

ニュースレター

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慶應義塾大学卒業後、国内大手及び外資系大手金融機関に合わせて10年以上勤務し、株式市場を中心にマーケット関連の仕事に従事。その後独立。金融機関では主にアナリストとして企業や産業調査活動に従事。調査内容としてはミクロ・セミマクロが主な分析対象だが、好きなのはマクロ分析。記事で取り扱うテーマはマーケット動向、企業分析といった株式市場関連の分析や貯蓄や投資といった個人の資産運用動向を取り扱う。最近は「富の分配」問題や「お金持ち」である富裕層研究にも時間を割いている。その他に興味のある分野はブロックチェーン技術とゲノム(ジーノム)。