2. ENEOSホールディングスの決算振り返りや企業概要のおさらい

それではまず、直近決算の重要部分から振り返ります。

【2024年3月期の連結業績】連結経営成績及び連結財政状態、連結キャッシュ・フローの状況

ENEOSホールディングスの連結業績の表

出所:ENEOSホールディングス 2024年3月期 決算短信〔IFRS〕(連結)

【2024年3月期の連結業績】配当の状況、2025年3月期の連結業績予想

ENEOSホールディングスの配当状況、連結業績予想の表

出所:ENEOSホールディングス 2024年3月期 決算短信〔IFRS〕(連結)

次に、ENEOSホールディングスの企業概要をおさらいします。

  • 業種:石油・石炭製品
  • 設立年月日:2010年4月1日
  • 発行済株式数:3,032,850,649株
  • 上場市場:東証プライム,名証プレミア
  • 上場年月日:2010年4月1日
  • 決算時期:3月
  • EPS(会社予想):79.6円

3. ご参考 今回ご紹介した株式投資関連の用語を簡単解説

3.1 出来高とは

証券取引所で売買された株式の数量。例えば、買い100株、売り100株の注文のもと取引が成立した場合、出来高は100株となります。

3.2 時価総額とは

上場企業の株価と発行済み株式数を掛け合わせたもの。企業価値を測るひとつの尺度として見られる。

3.3 PERとは

株価を1株当たりの当期純利益で割ったもの。同業他社の水準と比較したりするなどして、今の株価が割安か割高かを考える際に使用する。

3.4 PBRとは

株価を1株当たり純資産で割ったもの。帳簿上の純資産に対し、何倍の時価が付いているかという指標ともいえる。上記のPERと同様、今の株価が割安か割高かを考える際に使用する。

3.5 配当利回りとは

1株当たり年間配当金を株価で割ったもの。投資のリターンのひとつであるインカムゲインについて、投資対効果を考えるうえで参考にする。

3.6 日経平均株価とは

日本経済新聞社が算出している日本の株式市場の株価指数。東京証券取引所プライム市場に上場する株式のうち、流動性の高い225銘柄で構成されている。

3.7 TOPIXとは

東京証券取引所プライム市場上場株式銘柄や、旧第一部に上場していたスタンダード市場上場株式銘柄を対象に、日本取引所グループが算出している株価指数。株式の時価総額の合計を終値ベースで評価し、基準日である1968年1月4日の時価総額を100として指数化されている。

参考資料

LIMO編集部