2. 春~初夏が開花時期!美しい花咲く”麗しの低木”5選

2.1 アジサイ

梅雨シーズンの定番花「アジサイ」

アジサイの花。色は青、紫、ピンク

Hydrangea/shutterstock.com

  • 学名:Hydrangea macrophylla
  • 科名・属名:アジサイ科アジサイ属
  • 開花時期:6月~9月ごろ

日本でもおなじみのアジサイは、6月になると開花する落葉低木。梅雨シーズンのガーデンを美しく彩る植物です。

地植えにすると大きく育つ場合もあるので、コンパクトに育てたいときは鉢植えで育てるのがおすすめです。剪定にはコツが必要なので、間違えて花芽をカットしないように、時期や場所をあらかじめ調べておきましょう。

※参考価格:2000~6000円前後(5号鉢)

2.2 フクシア

別名”貴婦人のイヤリング” 上品な花を下向きに咲かせる「フクシア」

フクシアの花

Wut_Moppie/shutterstock.com

  • 学名:Fuchsia
  • 科名・属名:アカバナ科フクシア属
  • 開花時期:4月~7月ごろ、10月~11月ごろ

フクシアは華やかでユニークな花が咲く常緑低木。多年草に分類されることもあります。花色も豊富で、いずれも明るい雰囲気が魅力の植物です。

冬の寒さに弱いので、鉢植えで育てて冬は室内で管理します。日当たりのよい窓際などに置いて育てましょう。

※参考価格:500~700円前後(3号ポット苗)

2.3 ニオイバンマツリ

花色がパープルからホワイトに変わる「ニオイバンマツリ」

ニオイバンマツリの花。色は白と紫

joloei/shutterstock.com

  • 学名:Brunfelsia australis
  • 科名・属名:ナス科バンマツリ属
  • 開花時期:4月~7月ごろ

ニオイバンマツリは、名前のとおり、花から甘い香りが漂う常緑低木。花色がパープルからホワイトに変わる様子も楽しめます。

暑さには弱いので、夏は半日陰で育てるようにしましょう。冬は戸外でも冬越しできますが、寒風が吹きつけない場所で管理します。

※参考価格:1000~2000円前後(4号鉢)

2.4 バラ

ゴージャスな花姿でガーデナーを魅了し続ける「バラ」

バラの花が咲いている。色はアプリコットオレンジ

Alex Manders/shutterstock.com

  • 学名:Rosa
  • 科名・属名:バラ科バラ属
  • 開花時期:5~6月ごろ、10~11月ごろ

「花の女王」とも呼ばれるバラは、春から秋にかけて開花する落葉低木です。ゴージャスな花姿は多くの人々を魅了し続けています。

春の開花が終わったら、夏に弱剪定をして秋の開花に備えましょう。美しい花を咲かせるためには、定期的な施肥や薬剤散布も必要です。

※参考価格:1000~2000円前後(4号鉢)

2.5 デュランタ

美しく枝垂れる房咲きの花「デュランタ」

デュランタの花。色は紫

Duranta repens/shutterstock.com

  • 学名:Duranta repens
  • 科名・属名:クマツヅラ科ハリマツリ属
  • 開花時期:6月~10月ごろ

常緑低木のデュランタはパープルの花が美しい植物です。花は長く伸びた枝先に房で咲き、枝垂れる様子がとても風流です。

生育が旺盛なので、日によく当てて育てましょう。寒さに弱く、寒風が吹き付けると葉を落としますが、春になると芽吹く場合もあります。

※参考価格:700~1000円前後(4号鉢)

次は、同じく春~初夏に開花時期を迎える「白く美しい花を咲かせる低木」をご紹介!カラフルガーデンも良いけれど、ホワイトガーデンにも憧れる!そんな方はぜひ最後までご覧ください。