4. 【概要おさらい】50歳からの「資産運用」でも新NISAを検討しよう
2024年からスタートした新NISAは、1人につき1800万円まで非課税で資産運用を行うことができる制度。上限の年齢制限がないため、50代の方でも活用できます。
さらに、資産運用でもうかった利益に税金がかからないので、高齢からの資産運用にもおすすめです。
1年間の投資制限枠は、つみたて投資枠が120万円まで、成長投資枠が240万円まで、合計360万円です。
金融庁のサイトから、新NISAの概要を確認しておきましょう。
先ほどのシミュレーションでは、毎月「つみたて投資」をするケースをご紹介しましたが、手元に運用資金が既にある場合は、新NISAで「一括投資」を行っても制度上の問題はありません。
「一括投資」の方が、運用期間を長く確保できるメリットがあります。
まずは自分の家計をチェックし、あと何年で/いくらまで増やしたいかを計算してみましょう。そして、投資すべき「元手資金」を決めるとよいと思います。
50歳からでも資産運用を始めれば、大きくお金を増やせる可能性があります。
今回ご紹介したシミュレーションを参考にしながら、自分に合ったペースで老後資金の準備を始めましょう。
参考資料
下中英恵FP事務所 下中 英恵