カードローンや生命保険といった金融事業を中心に、自動車や不動産などの領域でも事業を展開する、オリックス(8591)。
今回は、有名どころでいえばすみだ水族館や京都水族館といった施設を運営するオリックスの「施設運営事業」に着目し、弊社が2024年4月に実施した「オリックスが手掛ける各事業の認知度」のアンケート調査の結果を踏まえ、施設運営事業の「みんなの認知度」について紹介します。
「すみだ水族館」自体は知っている人も多いかと思いますが、オリックスが携わっている点についての認知度はどのくらいなのでしょうか。
また、記事後半ではオリックスの会社概要や株価動向なども振り返っていきます。
1. 「すみだ水族館」など運営するオリックスの施設運営事業、みんなの認知度は?
それでは、オリックスの施設運営事業の認知度について、アンケートの結果を見ていきましょう。
1.1 アンケート結果
- 知っている:3人
- 知っていない:34人
全回答者37人のうち、知っていると答えた人の数はわずか3人となり、認知度は「8%」でした。
※認知度=アンケートにて「知っていると答えた人の数 / 全回答者数」
オリックスは、イチローや川栄李奈などをCMに起用し、事業内容を紹介するような広告を全面的に打ち出しています。
ただし、世間の注目が集まるのは展示内容などのサービス面が主なようで、「どんな会社が運営しているのか?」については、なかなか認知度を上げられていないのかもしれません。
以上、アンケート結果の紹介でした。
それでは次に、オリックスの基礎的な会社概要などについて振り返っていきます。