3. リビングの後悔ポイント3:2階リビングは使わなかった

リビングの後悔ポイント3:2階リビングは使わなかった

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「2階にもリビングルームを作ったが、家族全員1階のリビングしか使わず。2階は全く利用することがないので、単なる無駄だった」

1階よりも2階の方が採光や通風の面で有利になることが多いため、都市部の住宅密集地などではリビングルームを2階に設置したり、2階に6帖程度のセカンドリビングを設けたりすることも少なくありません。

しかし利用目的がはっきりとしないままに2階にセカンドリビングを設けた場合、利用頻度が低く、次第に使わなくなって物置化してしまうことがあります。

あらかじめ用途や利用する場面を明確にしておくとともに、子どもの成長などのライフステージの変化に合わせた使い方を考えておくことが大切です。

4. リビングの後悔ポイント4:吹き抜けにしたがエアコンが効かない

リビングの後悔ポイント4:吹き抜けにしたがエアコンが効かない

吹き抜けの画像

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「リビングを吹き抜けにしたが、夏場はクーラー、冬場は暖房が効きにくくて後悔している」

リビングを吹き抜けにするメリットは、自然光を取り入れやすく風通しが良くなる点です。

また視覚的に広くなることで開放感が増すのもメリットのひとつです。

一方で、空間が広くなるためエアコンの効率が下がり、夏場は日差しが入りやすいため室温が上昇しやすく、冬場は暖かい空気が下の空間に溜まりにくくなってしまうデメリットがあります。

また、音や臭いが漏れやすくなるので、1階の音がダイレクトに2階に伝わってしまいがちです。

リビングを吹き抜けにする場合には、以下のような対策をするとよいでしょう。

  • シーリングファンなどを設置して空気を循環させる
  • 家そのものの断熱性能や気密性能を高める
  • 吹き抜け上部に接する部屋には吹き抜けに面して開口部を設けない

上記のような工夫をすることで、吹き抜けでも快適に過ごすことができるようになるでしょう。

次章ではリビングにまつわる最後の後悔ポイントを紹介します。リビングの間取り次第で、意外な部分に影響が出てきます。