金融や自動車関連、野球球団の運営など幅広い事業を手掛けるオリックス(8591)。
イチローや川栄李奈といった著名人を活用し、事業内容を知ってもらうCMを見たことがある人もいらっしゃるでしょう。
また、株価は長期的に見れば15年近く右肩上がりを維持しており、株式投資をしている人の中には投資対象としても詳しく知っている人もいらっしゃるのではないでしょうか。
弊社は2024年4月、メルマガ会員向けに独自で「オリックスの各事業の認知度」のアンケート調査を実施しました。
今回は、オリックスの会社概要や株価動向、直近決算の内容を振り返ったうえで、最後にアンケート結果をもとにした各事業の「みんなの認知度」について紹介します。
認知度の高い事業、低い事業には、どのような特徴があるのでしょうか。
1. オリックスの会社概要
まず、オリックスについて簡単に振り返ります。
オリックスは大阪府大阪市と東京都港区に本社を構える総合金融サービス企業です。
リース事業を皮切りに、銀行やクレジット、事業投資といった金融サービスを展開してきました。
また、金融だけでなく、不動産や施設運営、野球球団の運営などにも参入しています。
2. オリックスの株価動向
冒頭にも記載した通り、オリックスの株価は長期的に見てここ15年、右肩上がりを維持しています。
2009年前半に200円台まで下落して以降は反転して強い動きを維持しており、2023年前半には1000円台に到達。
2021年後半には2000円台まで上昇し、2024年に入ってからは3000円台にまで値上がりしました。
※記載した株価情報は全て株式分割の影響を遡及修正しています。
それでは次に、オリックスの決算内容を振り返ったうえで、いよいよ各事業の「みんなの認知度」についても紹介します。