2024年のゴールデンウィーク前半、関東地方では早くも今年初の真夏日が記録されるなど、各地で初夏のたよりが聞こえてきます。お庭も、初夏から夏に咲く花を迎えて「サマーガーデン」の準備をしたくなりますね。
生育環境さえ合えば、一度植え付けるとその後数年にわたり毎年花を楽しめる多年草。今話題のナチュラルガーデンに似合う素朴な花が多いイメージがあるかもしれませんが、夏空の下、鮮やかな色と花姿で映える多年草もあります。
今回は、初夏から夏にかけて、暑さに負けず美しい花を咲かせてくれる、鮮やかカラーの多年草を、参考価格とともに紹介します。
1. 【ガーデニング豆知識】宿根草・多年草・一年草の違いとは?
最初に、多年草・一年草・宿根草の違いを整理しておきましょう。
- 一年草:発芽からタネができるまでのサイクルがワンシーズンで完結する植物
- 多年草:開花後も生長を続け、翌年以降も開花が楽しめる植物。常緑性と落葉性がある
- 宿根草:落葉性の多年草を特に区別して「宿根草」と呼ぶことがある。開花後地上部分の茎や葉が枯れ、根は生きたまま休眠する植物。
1.1 この記事で紹介する夏ガーデンに鮮やかな花を咲かせる「美しい多年草」
- ガイラルディア
- アガパンサス
- モナルダ
- エキナセア
- ダリア
さあ、お気に入りの花を見つけましょう!特徴や育て方などを次でいっしょに見ていきます。