2. 【夏ガーデンの救世主】暑さに強い宿根草おすすめ7選

2.1 エキナセア

夏ガーデンのアクセントに「エキナセア」

エキナセアの花。花弁の色はピンク、中央部は茶色で盛り上がっている。

CARMEN AGULLO MOLLA/istockphoto.com

エキナセアは、夏の暑さにも負けずに開花する宿根草。傘のように花弁が下垂するユニークな見た目で、夏ガーデンのアクセントにもおすすめです。

もともと強健な性質ですが多湿が苦手です。地植えにする場合は、水はけのよいところで育てましょう。

※参考価格:400~900円前後(3号ポット苗)

2.2 ガイラルディア

夏らしい鮮やかカラーが映える「ガイラルディア」

ガイラルディアの花が咲いている。色はオレンジ

Anna's Place/shutterstock.com

夏らしい鮮やかなカラーの花を咲かせるガイラルディア。宿根草だけでなく一年草もあり、品種が豊富な植物です。「グレープセンセーション」はパープルの美しい花を咲かせる人気の品種です。

冬に地上部が枯れてくるので、枯れた葉は放置せず株元をキレイにしておきましょう。

※参考価格:200~900円前後(3号ポット苗)

2.3 モナルダ

燃える花火のような花姿が鮮やかな「モナルダ」

モナルダの花。色はピンク

mcajan/shutterstock.com

夏ガーデンにピッタリの情熱的なレッドカラーの花を咲かせるモナルダ。まるで燃え上がる炎のような花の形も、とてもおしゃれです。他にもホワイトやピンクの花色があります。

夏の日ざしにも負けず開花するので、日当たりと水はけのよいところで育てましょう。

※参考価格:200~1000円前後(3号ポット苗)

2.4 ベロニカ

ナチュラルガーデンの主役候補「ベロニカ」

ベロニカの花。色は白。細長い花穂

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ベロニカは、イングリッシュガーデンには欠かせない、美しい花が咲く宿根草です。品種が大変多く、いずれも群生すると見事なガーデン風景が楽しめます。

草丈が高く、花穂が印象的な品種もあれば、這性でカーペットのように広がる「ベロニカ・オックスフォードブルー」などがあります。

※参考価格:400~800円前後(3号ポット苗)

2.5 ワレモコウ

繊細な花穂が美しい「ワレモコウ」

ワレモコウの花。色は赤。

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ワレモコウは、茶花として人気の宿根草。和のガーデンだけでなく、ナチュラルガーデンにもおすすめです。細い茎の先の花穂が美しく、レッドの花色は大人っぽい雰囲気が楽しめます。特徴的なギザギザの葉にも注目です。

暑さには強いのですが、夏の直射日光は避けるようにします。盛夏は明るい日陰に移動させましょう。

※参考価格:600円前後(3号ポット苗)

2.6 マロウ

ほぼ放任でも育つ「マロウ」

マロウの花。色は紫

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放任でも育てることができるマロウは、夏ガーデンの主役にもなる宿根草です。草丈の高い品種が多く、なかには2メートル近く生長する品種もあります。一方で、草丈が30センチ程度の矮性種も存在します。

花にストライプの模様が入る品種はとくに美しく、ブルーやパープルの花色も印象的です。

※参考価格:400~1000円前後(3号ポット苗)

2.7 ギボウシ

定番リーフプランツの「ホスタ」

ホスタのピンクの花と緑の葉。

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定番リーフプランツのギボウシは、大きな幅広の葉が特徴的な宿根草です。シェードガーデンでも育てることができ、白の斑入りの品種などを植えるとガーデンが明るい雰囲気になります。夏にはホワイトやパープルの花も楽しめます。

直射日光の当たりにくい、明るめの日陰などが栽培場所として適しています。極端な乾燥に注意しましょう。

※参考価格:600〜1000円前後(3号ポット苗)

3. まとめにかえて

今回は暑さに強い宿根草をお伝えしました。

宿根草は冬に地上部が枯れてしまう植物ですが、植えっぱなしでも毎年開花が楽しめる植物です。他の植物と組み合わせて植えると、植え替えなどの世話もぐんと減り、一年を通して花の絶えないガーデンを作ることも可能です。

上手に組み合わせて、素敵な宿根草ガーデンを楽しんでくださいね。

LIMO編集部