マネックスGが一時▲8%超安の急落! 日経平均株価は今年初の5日続伸

【東京株式市場】 2018年4月19日

株式市場の振り返り-日経平均株価は今年初の5日続伸、終盤は失速感目立つ

2018年4月19日(木)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 22,191円(+32円、+0.2%) 5日続伸
  • TOPIX 1,750.1(+0.5、+0.03%) 続伸
  • 東証マザーズ総合指数 1,125.6(▲10.2、▲0.9%) 反落

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:1,177、値下がり銘柄数:822、変わらず:83
  • 値上がり業種数:20、値下がり業種数:13
  • 年初来高値更新銘柄数:56、年初来安値更新銘柄数:12

東証1部の出来高は15億7,719万株、売買代金は2兆5,927億円(概算)となり、いずれも前日より増加しました。日米首脳会談で特段大きな懸念材料が出なかったことによる安心感で、投資家の様子見スタンスがやや緩和されたようです。まだ高水準の商いには程遠いものの、売買代金は連日で2兆5,000億円を上回りました。

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そのような中、日経平均株価は終日プラス圏で推移しました。しかし、前場の半ばに一時+202円高まで買われたものの、後場の終盤には一時+18円高まで上げ幅を縮小するなど、失速感が目立ったと言えましょう。

それでも、小幅上昇ながらも今年初の5日続伸を達成しました。ちなみに、日経平均株価の5日続伸は、昨年10月2日~24日に掛けて達成した歴代1位の16連騰以来となります。

なお、TOPIXも同じような値動きでしたが、終値はわずかな上昇に止まりました。

東証マザーズ総合指数は反落、出来高は4,000万株割れで今年2番目の低水準

東証マザーズの出来高は3,455万株、売買代金は764億円となり、いずれも前日より減少しました。個人投資家の物色意欲に回復の兆しが見られず、出来高は4,000万株を下回って今年2番目の低水準となっています。売買代金も連日の1,000億円割れでした。

また、総合指数も反落となり、再び1,100ポイント割れが近づきつつあります。新興市場が再び活況となるためには、有望な物色テーマの登場が待たれましょう。

テルモなどが年初来高値を更新、コナミホールディングスは一時▲6%安の急落

個別銘柄では、京セラ(6971)、日立建機(6305)、日東電工(6988)などが大幅高となり、安川電機(6506)も値を上げました。

また、医薬品株の一角が引き続き買われ、テルモ(4543)、エーザイ(4523)、大日本住友製薬(4506)などが年初来高値を更新しています。

その他では、東京電力ホールディングス(9501)が続伸となり、中部電力(9502)と関西電力(9503)はともに年初来高値を更新するなど、電力株の堅調ぶりが目を引きました。

一方、欧州サッカー連盟とのライセンス契約終了が発表されたコナミホールディングス(9766)が一時▲6%安の急落となり、資生堂(4911)やリクルートホールディングス(6098)も大幅下落となりました。

また、不正データ書き換え問題が焦点となっているSUBARU(7270)が一時▲3%超安になるなど売られたのが目立っています。

その他では、コインチェック社の買収で株価上昇が続いたマネックスグループ(8698)が一時▲8%超安の急落となったことが注目を集めました。

新興市場では、農業総合研究所(3541)が+23%超高になる大爆騰となってストップ高で引けました。一方、SOU(9270)は一時ストップ安になる暴落となるなど、新興市場らしい激しい値動きが見られています。

青山 諭志

参考記事

慶應義塾大学卒業後、国内大手及び外資系大手金融機関に合わせて10年以上勤務し、株式市場を中心にマーケット関連の仕事に従事。その後独立。金融機関では主にアナリストとして企業や産業調査活動に従事。調査内容としてはミクロ・セミマクロが主な分析対象だが、好きなのはマクロ分析。記事で取り扱うテーマはマーケット動向、企業分析といった株式市場関連の分析や貯蓄や投資といった個人の資産運用動向を取り扱う。最近は「富の分配」問題や「お金持ち」である富裕層研究にも時間を割いている。その他に興味のある分野はブロックチェーン技術とゲノム(ジーノム)。