2. 国民年金と厚生年金の平均受給額はいくら?
ここからは実際の厚生年金・国民年金の年金額例を見ていきましょう。
厚生労働省年金局「令和4年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、厚生年金・国民年金の全体および男女別の平均受給月額は下記のような結果となりました。
2.1 国民年金の平均受給額(月額)【年金月額階級別・受給権者数の早見表】
- 全体平均月額:5万6316円
- 男性平均月額:5万8798円
- 女性平均月額:5万4426円
2.2 厚生年金の平均受給額(月額)【年金月額階級別・受給権者数の早見表】
- 全体平均月額:14万3973円
- 男性平均月額:16万3875円
- 女性平均月額:10万4878円
※国民年金の金額を含む
国民年金は5万6316円、厚生年金は14万3973円が平均額となりました。
国民年金は保険料が一律であることから大きな男女差は見られません。一方、報酬比例制である厚生年金は、個人による受給額の差が大きくなっています。
厚生年金の全体平均月額は「14万3973円」となり、平均月額だけみると、15万円に届いていません。それでは実際に、厚生年金「月額15万円以上」を受給している人は、どのくらいの割合になるのでしょうか。
次の章からは、実際に年金を「月額15万円以上」もらえる人の割合についてみていきましょう。
著者
株式会社モニクルリサーチ
LIMO編集部記者/金融ライター
1996年生まれ。千葉県出身。一種外務員資格(証券外務員一種)保有。早稲田大学文化構想学部在学中から、まだネガティブなイメージで語られることの多かった「独身女性」が、実際には豊かなくらしを謳歌する「おひとりさま」であると謳う女性サイト編集に従事。
大学卒業後、株式会社良品計画で東京都内店舗の運営・勤務を経て、ライターおよび編集者として活動。女性のライフスタイルや意識調査と、日本年金機構や総務省統計局「家計調査」など公的資料・統計を絡めた記事作成が得意。ビジネス誌『PRESIDENT』、日本経済新聞「xwoman doors」など、紙からウェブまで様々な媒体にて取材・執筆を重ねる。
現在は、くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部にて、最新データから読み解く財政事情や資産運用、厚生労働省管轄の厚生年金保険と国民年金、貯蓄、NISAなどのテーマを中心に編集・執筆。趣味は散歩。(2024年6月28日更新)
監修者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集部記者/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)/元銀行員/金融ライター
2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)保有。大学卒業後、株式会社三菱UFJ銀行にて主にリテール営業に従事した。とくに銀行では国内外株式の仲介、国内外の債券、投資信託、生命保険、住宅ローンなどの販売に携わり、全国表彰歴あり。金融機関勤務後は経験を活かし、株式会社モニクル傘下の株式会社モニクルリサーチ(旧:株式会社ナビゲータープラットフォーム)に入社。
現在はくらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部にて、厚生労働省管轄の厚生年金保険と国民年金(老齢年金・障害年金・遺族年金)、年金制度の仕組み、社会保障、貯蓄、資産運用、NISA、iDeCo、住宅ローン、カードローン、為替相場、株式投資などを中心に記事の企画・執筆・編集・監修をおこなっている。Yahoo!ニュース経済カテゴリでアクセスランキング1位を多数達成。(2025年8月25日更新)