広い庭がないのでガーデニングをあきらめている方は、家のまわりを見渡してみませんか。駐車場回りや燐家との境界など、あちらこちらにちょっとしたスペースが隠れています。
「狭い・暗い・土がない」という悪条件でも、工夫しだいで花と緑あふれる空間に。今回は小スペースを活かしてオシャレな庭を作るコツを解説します。
記事最後には小さな庭にオススメの植物を、参考価格とともに紹介します。狭い場所を庭として活用するときの参考にしてくださいね。
1. この記事で紹介する「小さな庭の作り方」にまつわるあれこれ
1.1 こんな場所もオシャレな庭になる!
- 玄関まわり
- 門扉から玄関までのアプローチ
- 駐車スペース
- 壁やフェンス
- 家のすき間や裏側
1.2 小さな庭にオススメの植物5選
- エリゲロン
- クリーピングタイム
- ヒューケラ
- 西洋オダマキ
- ベロニカ
2. こんな場所もオシャレな庭になる!<玄関まわりなど>
2.1 玄関まわり
家の正面にある玄関は人目につきやすい場所。できるだけ華やかにしたいものですが、コンクリートやタイルが使われているので、地植えできるスペースがありません。
そこで玄関まわりには鉢植えを飾るのがオススメ。階段があれば高低差を利用した花の見せ方もできます。
2.2 門扉から玄関までのアプローチ
門を通って玄関までたどり着くまでの短い距離を、さまざまな花が出迎えてくれるステキな庭に。初めて訪れるお客様も、緊張せずに気持ちよく家に入ることができます。
門のまわりにはシンボルツリーとなる小さな樹木や、季節ごとの寄せ植えがオススメ。玄関までのアプローチに沿って、グラウンドカバープランツや背丈の低い植物を植えましょう。
2.3 駐車スペース
一戸建ての敷地で広いスペースを占有している駐車場も、工夫しだいで有効活用できます。コンクリートに目地があれば、ほふく性があり踏まれても丈夫な植物を植えて緑をブラス。
車の出入りに差支えない程度に、周囲に植物を植えたり細長いプランターを置いたりするのもよいでしょう。カーポートの天井からハンギングの花を吊り下げると、空間をうまく利用できます。