家事と住まいの関係性は深く、家事のしやすさは住まいを選ぶ上で、大きく影響を与えます。家事を効率的に行い、快適な生活を送るためには、適切な住まいを選ぶことが重要です。
今回は、不動産情報サイトを運営するアットホーム株式会社が実施した調査をもとに、嫌いな家事ランキングや嫌いな家事を乗り越えるために行っている工夫、家事をする上でゆずれない条件・設備などを取り上げます。ぜひ住まい探しや日々の家事を乗り越えるための参考にしてください。
1. 負担に感じる家事ランキング 第1位は「トイレ掃除」
一人暮らしをする人は、家事とどのように向き合っているのでしょうか?
アットホームが「賃貸物件で一人暮らしをし、料理・洗濯・掃除を日常的に行っている18~40 歳の男女」を対象に実施した調査によると、さまざまな家事の中で「トイレ掃除」が最も負担に感じる人が多く、「とても負担に感じる」「やや負担に感じる」を合わせて69.4%でした。
それに「風呂掃除」「排水口の掃除」が続き、水回りの掃除に対して負担を感じている人が多いことが分かりました。また、頻度が最も高いのは「洗い物・食器を片付ける」で、平均して週に5.8回でした。
2. 最も嫌いな家事ランキング 第1位は「排水口の掃除」
続いて、最も嫌いな家事を聞いてみました。
1位は一人暮らし歴に関わらず「排水口の掃除」でした。汚れる前にこまめに掃除したり、便利グッズを買ったりして乗り越えている様子がうかがえました。
2位は「トイレ掃除」で、水回りの掃除を嫌う人が多いことが分かりました。工夫として流すだけできれいになる洗剤を使ったり、家事代行サービスを活用したりしているとの声がありました。
3位は、一人暮らし歴3年未満が「洗い物・食器を片付ける」、一人暮らし歴3年以上が「料理をする」でした。使った食器はすぐに洗うように心がける、カット野菜や冷凍食材を取り入れるなど、さまざまな工夫をすることで嫌いな家事を乗り越えているようです。