3. 犬猫に関する1カ月間の支出の総額ってどれぐらい?

ここから少し、ペットに関する数字をご紹介していきます(投稿された内容については、この次のページにも続きますよ)。

さて、ペットを飼うには、医療費、ペットフード費などが必要になります。犬や猫を飼育するため、1カ月でどのくらいの費用がかかっているのでしょうか。

一般社団法人ペットフード協会はペット関連企業のマーケティング施策や商品開発を後押ししたり、ペットの飼育率向上を図るため、全国犬猫飼育実態調査を行いました。

「令和5年 全国犬猫飼育実態調査」の結果から、犬および猫に関する1カ月の支出総額と、フード支出総額をご紹介します。

集計ベース:
【猫】猫飼育者で、ペットフード使用者。うち、猫飼育者は銘柄選定購入関与者。購入金額0円を除く。2023年調査より外猫(野良猫・地域猫給餌あり)除く。
【犬】ペットフード使用かつ銘柄選定購入関与者。購入金額0円を除く

3.1 猫に関する1カ月間の支出総額

猫に関する支出総額 ※医療費含む

  • 平均支出金額:1万171円
  • 中央値:7000円

猫に関する支出総額「猫1頭飼育者の場合」

  • 平均支出金額:8005円
  • 中央値:5800円

猫に関する支出総額「猫複数頭飼育者の場合」

  • 平均支出金額:1万3636円
  • 中央値:1万円

3.2 犬に関する1カ月間の支出総額

犬に関する支出総額 ※医療費含む

  • 平均支出金額:1万6156円
  • 中央値:1万1000円

犬に関する支出総額「犬1頭飼育者の場合」

  • 平均支出金額:1万4240円
  • 中央値:1万円

犬に関する支出総額「犬複数頭飼育者の場合」

  • 平均支出金額:2万6785円
  • 中央値:2万円

犬と猫を比較すると、犬に関する支出のほうが、かなり高いことがわかります。

続いて、フードについての1カ月の支出も見ていきましょう。

4. 犬猫に関するフードの1カ月間支出総額ってどれぐらい?

主食となる「フード」に関する支出です。

大切なペットの「ごはん」の費用、いったいいくらぐらいかけているのか、気になりますね。

猫、犬の順番でご紹介します。

4.1 市販の猫主食用キャットフード1カ月間の支出総額

市販の猫主食用キャットフード支出総額

  • 平均支出金額:3748円
  • 中央値:3000円

市販の猫主食用キャットフード支出総額「猫1頭飼育者の場合」

  • 平均支出金額:2988円
  • 中央値:2000円

市販の猫主食用キャットフード支出総額「猫複数頭飼育者の場合」

  • 平均支出金額:4955円
  • 中央値:4000円

4.2 市販の犬主食用ドッグフード1カ月間の支出総額

市販の犬主食用ドッグフード支出総額

  • 平均支出金額:3964円
  • 中央値:3000円

市販の犬主食用ドッグフード支出総額「犬1頭飼育者の場合」

  • 平均支出金額:3618円
  • 中央値:3000円

市販の犬主食用ドッグフード支出総額「犬複数頭飼育者の場合」

  • 平均支出金額:5863円
  • 中央値:5000円

犬と猫を比較すると、犬飼育者の支出が上回っていますが、1000円以上の差がある項目はないことがわかります。

犬と猫の個体差のためか、総じて1カ月の支出総額は犬が高い傾向にありました。犬種、猫種によっても違いが出てきそうですね。

5. チャームポイントは「長い舌」です!

さて、投稿のご紹介に戻ります。

投稿者さんに、ムーチョくんについて詳しいお話をうかがいました。

「はんぺん」と呼ばれていた時代もあったようです。

子犬

出所:@The_Mucho_World

――お名前の由来はありますか?

犬が聞き取りやすい響きを意識しました。

――普段はどのような子ですか?

ヤンチャでマイペースだけど、臆病で甘えん坊です。

――自慢のポイントは何ですか?

長い舌です。

以上、SNSで話題のワンちゃんでした。

参考資料

長島 迪子