2. 庭のオシャレ化計画の救世主!レンガを使ったガーデニングDIYアイデア4選

2.1 置くだけ&並べるだけの「簡単花壇」

レンガなら花壇の縁取りがこんなにオシャレに!

レンガで縁取られた花壇。紫や赤い花が植えられている。

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レンガを置くだけ・並べるだけで、簡単な花壇ができ上がります。真っ直ぐ並べるのも悪くありませんが、例えば曲線を描いたり、立体系の「キューブレンガ」を使ったり、デザイン性が高いレンガを使うとよりオシャレな花壇をつくることが可能。円形の花壇をつくりたいときは、台形のかたちをした「サークルレンガ」を使うのがオススメです。
※レンガを積み上げてつくる花壇は、施工に高度な技術が必要です。業者に依頼するか、2〜3段程度の低い花壇までに留めておきましょう。

2.2 庭を歩くのが楽しくなる「小道づくり」

飛び石のように庭の奥へと続く小道。歩くのが楽しくなります!

芝生の上にレンガで作った飛び石状の小道が続いている。

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庭に小道があると、アクセントがうまれてオシャレな雰囲気になります。

真っ直ぐな小道や曲った小道、飛び石のように庭の奥へと誘導する小道など、スペースに応じた小道をデザインしてみましょう。

小道の横に植物やガーデンライトを添えるのもステキですよ。並べ終わったあとにガタガタしないよう、整地はしっかりとおこないましょう。

2.3 雑草・ぬかるみ防止に「テラス」

レンガ敷きのテラスでお気に入りの植物をゆったり眺めるひととき(写真はイメージ)

レンガ敷きのテラス。テーブルが一つ置かれている。

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庭の雑草やぬかるみが気になるときは、レンガを敷いてテラスをつくってみるのもオススメ。

置いて並べるだけでもテラスをつくることは可能ですが、土壌を平らに整地して砕石とカラモル(水が含まれていないモルタル)を敷き、その上にレンガを並べたほうが比較的安定します。

目地はモルタルか珪砂(石英砂)を利用すると良いでしょう。

2.4 貼るだけ簡単「壁・塀」

外壁をレンガ調にしたいなら、ブリックタイルがお手軽!(写真はイメージ)

レンガの壁

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外壁をレンガ仕様にしたいときは、厚さ1〜3センチ程度の「ブリックタイル」を使うのがオススメ。軽量なので重さで落下する心配も少なく、既存の外壁に貼り付けるだけなのでDIY初心者でも容易に施工することができます。

近年は強度と防水性に優れた「タイル用接着剤」、またブリックタイルと接着材がセットになっているものも販売されています。ぜひホームセンターでチェックしてみてください。

3. まとめにかえて

レンガはさまざまな活用法がある有能なアイテム。見た目やサイズが違う種類がたくさんあるので、庭の雰囲気にあうタイプがセレクトできるのも大きな魅力です。

ただし、高く積み上げる施工は高度な技術が必要なので、無理せずに業者に依頼することをおすすめします。

まずはできるところから、無理のない範囲でレンガのDIYを楽しんでくださいね。

LIMO編集部