2. 【寄せ植えガーデニング】初夏の花でつくるシンプルな寄せ植え<主役&脇役>おすすめの組み合わせ3つ

2.1 ロベリア✕ニチニチソウ✕ヘデラ

主役:ロベリア、ニチニチソウ

涼しげブルーカラーの「ロベリア」

ロベリアの花が咲いている。色は深いブルー

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ホワイトのニチニチソウ

ニチニチソウの花が咲いている。色は白。

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脇役:ヘデラ

全体の引き締め役で活躍する「ヘデラ」

ヘデラ(アイビー)の葉。

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ひらひらとした花が涼やかなロベリアと、初夏を感じさせる爽やかな花が咲くニチニチソウの組み合わせです。ロベリアは涼しげなブルーカラーを、ニチニチソウはホワイトを選び、爽やかなコントラストを楽しみましょう。

ニチニチソウは生長が旺盛なので、ひと株だけでも十分に大きくなります。ロベリアとのバランスを考えて植えることがポイントです。

最後にヘデラを植えて全体を引き締めます。ヘデラは斑入りもオシャレですが、爽やかなライムカラーの品種がおすすめです。イエローがかった明るい葉色がブルーとホワイトの花々によく映えます。

ヘデラは株をいくつかに分けて、ところどころに植えてみましょう。全体の一体感が増します。

2.2 トレニア✕ユーフォルビア・ダイアモンドフロスト

主役:トレニア

夏の暑さにも元気に花咲く「トレニア」

トレニアの花が咲いている。色はパープルと白のツートンカラー。

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脇役:ユーフォルビア・ダイアモンドフロスト

カスミソウのような繊細な小花が美しい「ユーフォルビア・ダイヤモンドフロスト」

ユーフォルビア・ダイヤモンドフロストの花。色は白、カスミソウのような小花。

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夏の暑さにも強いトレニアと、カスミソウのような花が美しいユーフォルビア・ダイアモンドフロストの組み合わせです。

2種類だけのシンプルな組み合わせですが、トレニアの美しさが際立つ寄せ植えになります。組み合わせる植物も少ないので、お手入れもラクになるでしょう。

トレニアは青みがかったパープルカラーをチョイスします。注目の「スーパートレニア・カタリーナ」は花色が美しい品種で、寄せ植えの主役にもぴったりです。

ユーフォルビア・ダイアモンドフロストは、やや真ん中に植え込み、周りにトレニアを植えると、生長するにつれて自然に馴染むようになります。

トレニアとダイアモンドフロストがうまく混じると、オシャレで爽やかな寄せ植えになります。

2.3 エボルブルス(アメリカンブルー)✕オレガノ✕ミント

主役:エボルブルス(アメリカンブルー)

美しく爽やかなブルーの花を咲かせる「エボルブルス」

エボルブルス(アメリカンブルー)の花が咲いている。色は爽やかな瑠璃色。

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脇役:オレガノ、ミント

ピンクに色づく苞が花のように美しい「オレガノ・ケントビューティー」

オレガノ・ケントビューティー。ピンクに色づく花のような姿

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ミントは斑入りの葉を選んでみて!

ミントの葉。色は緑、白い斑が入っている。

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夏も旺盛に開花するエボルブルス(アメリカンブルー)を主役にした寄せ植えです。単品植えでも十分に美しいエボルブルス(アメリカンブルー)ですが、さらにハーブを加えて、爽やかに演出してみましょう。

オレガノ・ケントビューティーは、ピンクに色づく苞が花のように可愛らしい植物です。ミントは斑入りの品種を選び、寄せ植えのアクセントにします。

ハーブ類は丈夫な性質なので、株分けをしてところどころに植えてみるのがおすすめ。定番の丸い鉢に植えるのも素敵ですが、楕円や横長の鉢に植えて、配置を工夫してみるとオシャレな寄せ植えになります。

3. まとめにかえて

今回は初夏の花でつくるシンプルな寄せ植えの組み合わせ例を紹介しました。

徐々に気温が上がってきているため、今回ご紹介した植物は暑さに強く、開花期の長い植物をご紹介しています。

寄せ植えを途中で解体しても、長く花が楽しめるので、元気に育てて美しい花を存分に楽しんでくださいね。

LIMO編集部