4. アメリカン・エキスプレスの1年間のキャピタルゲインにもとづくリターンは?
アメリカン・エキスプレスの1年前(2023年4月17日)の株価は163.71ドルでした。
2024年4月15日の株価が218.4ドルなので、この1年間で株価は+33.41%となりました。
過去1年間における対前月比リターンの推移は以下の通りです。
※いずれも対前月末比のリターン
- 2024年4月15日:▲4.08%
- 2024年3月31日:+3.77%
- 2024年2月29日:+9.31%
- 2024年1月31日:+7.15%
- 2023年12月31日:+9.7%
- 2023年11月30日:+16.94%
- 2023年10月31日:▲2.12%
- 2023年9月30日:▲5.57%
- 2023年8月31日:▲6.45%
- 2023年7月31日:▲3.05%
- 2023年6月30日:+9.86%
なお、株価の騰落によるリターンのほかに、配当によるリターンも期待できます。
配当とは、企業が稼いだ収益の一部を株主へ分配することです。
米国には株主還元に積極的な姿勢を持つ企業も多いので、投資する株式選びの際は、過去の配当金の金額や推移もチェックしておくと良いでしょう。
5. アメリカン・エキスプレスなどの米国株の魅力とは?
米国株にはさまざまな魅力があります。
代表的なものは以下の通りです。
- 有名なグローバル企業に投資できる
- 株主還元姿勢の強い企業が多い
- 夜中でもリアルタイム取引ができる
- カントリーリスクを分散できる
米国にはアップルやテスラ、アマゾン、グーグルを傘下にもつアルファベットなどのグローバルに名を知られた有名企業が多数存在します。
こうした企業に投資できるのは米国株のメリットでしょう。
また、株主還元姿勢の強い企業が多い点にも注目です。
米国では株主への還元を非常に重視しています。
配当は企業が一定期間にあげた収益を分配することであり、投資家にとっては定期収入となります。
配当を重視する投資家であれば米国株は必見です。
また、日本と米国には時差があるので、株式市場が開いているタイミングが異なります。
- 日本市場:9:00~15:00
- 米国(夏時間):22:30~翌5:00
- 米国(冬時間):23:30~翌6:00
平日は仕事がある方でも、米国株であればリアルタイム取引に参加できるでしょう。
また、カントリーリスクを分散できる点も米国株の魅力です。
災害などを理由に日本の株式市場全体が下落するようなケースでは、日本株のみを保有している方は莫大な損失を被ってしまう可能性があります。
たとえば、資産の半分を日本株、もう半分を米国株としておくだけでも、このようなリスク(カントリーリスク)の低減につながるのです。
6. 米国株を買うには証券口座が必要
米国株を購入するには証券口座が必要です。
近年では、ネット証券を活用することで、オンラインで簡単に株を購入できるようになりました。
米国株に興味のある方はさまざまな証券口座を検討してみることから始めてみましょう。
また、投資のイロハを解説した記事を読むなどして、基礎知識を身につけることも大切です。
久保田 雅大