10. 【ご参考】ローソンの売上や客単価の推移は?

2024年4月10日、ローソンは国内コンビニエンスストア事業の売上関連の数値を発表しています。

開示情報には、ローソン単体及びローソン事業の既存店の売上高、客数、客単価、また全店の売上高、また店舗の出退店情報が含まれています。

なお、ローソン事業にはローソンが運営する「ローソン」「ナチュラルローソン」の合計で、エリアフランチャイズ各社「ローソン高知」「ローソン南九州」「ローソン沖縄」の数値は含まれていません。

10.1 2024年3月分のローソン単体の月次情報

ローソン単体の3月の既存店売上高は対前年同月比+3.3%増です。

なお、客数についても対前年同月比+0.6%増となりました。

客単価についても対前年同月比で+2.7%増となっています。

10.2 2024年3月分のローソン事業の月次情報

ローソン事業についてもローソン単体と同様の傾向です。

ローソン事業の3月の既存店売上高は対前年同月比+3.7%増です。

客数も同様の傾向で、対前年同月比+1.0%増。

客単価は対前年同月比+2.6%増となっています。

10.3 2024年3月の販売状況

販売状況は下記の通りです。

  • 米飯は、金しゃりおにぎりや定番商品の販売が好調。
  • カウンターファストフードは、ご当地からあげクンやマチカフェの販売が好調。
  • デザートは、「ふわ濃チーズケーキ」などの販売が好調。
  • ベーカリーは、定番商品に加え、新作クロワッサンなどの菓子パンの販売が好調。
  • 「無印良品」の商品の販売が好調。
  • 玩具は、エンタメくじやトレーディングカードゲームの販売が好調。

11. ローソングループの店舗数

出店は9店舗、閉店は52店舗となり、ネットで-43店舗。

総店舗数は、1万4600店。

うち、ナチュラルローソンは131店、ローソンストア100は646店となっています。

※ローソンが運営する店舗数のほか、エリアフランチャイズ各社(㈱ローソン高知、㈱ローソン南九州、㈱ローソン沖縄)が運営する店舗数を含みます。

参考資料

齊藤 慧