2. お手入れ楽ちん「植えっぱなしでもほとんど勝手に花咲く多年草」厳選5つ​​

2.1 カラフル元気!お庭が明るくなる「エキナセア」

鮮やか&ナチュラルな風情が漂う「エキナセア」

エキナセアの花が咲いている。花弁の色はピンク、中央部はオレンジ。

Max Lindenthaler/shutterstock.com

エキナセア

  • 学名:Echinacea
  • 科名・属名:キク科ムラサキバレンギク属
  • 開花期:6月中旬~8月

ピンクやオレンジ、レッドなどの花を咲かせるエキナセア。大きく盛り上がった花の中心部のまわりに、細長い花弁が放射状に広がる姿はインパクト抜群です。

ハーブティーやサプリメントとしても知られているほか、切り花はドライフラワーにしても鮮やかな色合いを楽しめます。

ほとんど手がかからず初めてのガーデニングにもオススメ。乾燥気味に育てたほうが良く育つため、水のやり過ぎには注意しましょう。

※参考価格:300~900円前後(3号ポット苗)

2.2 植えっぱなしでも上品ブルーで洗練されたお庭に!ネペタ

涼し気な小花を帆のように咲かせるネペタ

ネペタの花が咲いている。色は薄い紫で小さい花。

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ネペタ(キャットミント)

  • 学名:Nepeta × faassenii
  • 科名・属名:シソ科 イヌハッカ属
  • 開花期:4~10月(高温期を除く)

小花を穂のように咲かせるネペタ(キャットミント)。爽やかな青紫色がお庭をスッキリと見せてくれます。かわいらしいピンクやホワイトカラーのものを選んでみてもよいでしょう。

春から秋まで、長く咲き続けるのも魅力の一つ。そして、植える場所をあまり選ぶことなく育てやすく丈夫な性質を持つ点でも優秀です。

※参考価格:500~800円(3号ポット苗)

2.3 日の光によく映える!ビタミンカラーのクロコスミア

鮮やかな朱色の花がエキゾチックでインパクト抜群のクロコスミア

クロコスミアの花が咲いている。花の色は朱色。葉は細長い剣状。

Tom Meaker/shutterstock.com

クロコスミア

  • 学名:Crocosmia
  • 科名・属名:アヤメ科クロコスミア属
  • 開花期:6〜8月

太陽に負けじと鮮やかな朱色の花を咲かせるクロコスミア。ヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙)という和名でも親しまれていますが、どことなくエキゾチックな魅力もある花です。

強健な性質を持ちよく増えるため、ガーデニング初心者でも育てやすい植物の一つと言えるでしょう。

一度植えるとほぼ手間がかからず、数年かけて大株に育てるとインパクト抜群の風景が楽しめます。

※参考価格:800~1200円(3号ポット苗)

2.4 ピンクやホワイトがナチュラル可憐!ほのかな香りも楽しめるカラミンサ

控えめに咲く可憐な小花「カラミンサ」

カラミンサの花。花の色は白で小さい花。

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カラミンサ

  • 学名:Calamintha
  • 科名・属名:シソ科 トウバナ属
  • 開花期:5月~11月ごろ

可憐で控えめなたたずまいのカラミンサ。初夏から秋の庭に、ふんわりとした白い小花を次々と咲かせる可愛らしい多年草です。

ミントのような爽やかな香りを漂わせることから「カラミント」とも呼ばれ、ハーブティーや料理にも使われます。

半日陰でも育てることはできますが、キレイな花を咲かせるためには、日当りの良い環境を選んであげましょう。

※参考価格:400~600円前後(3号ポット苗)

2.5 パステルカラーがたまらなくキュート!アスチルベ

ふわふわ&優しいパステルカラーでナチュラル感あふれるアスチルベ

アスチルベの花が咲いている。色はパステルピンク。

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アスチルベ

  • 学名:Astilbe
  • 科名・属名:ユキノシタ科チダケサシ属
  • 開花期:5〜7月ごろ

初夏のお庭を可憐な姿で彩ってくれるアスチルベ。ピンク、パープル、レッド、ホワイトなどのパステルカラーに癒されます。

半日陰のシェードガーデンにも向いています。梅雨の間もたくましく咲き続けてくれるのは嬉しいポイント。ふわふわした可愛らしいルックスからはイメージできないほど強健な植物です。

※参考価格:500~1000円(3号ポット苗)

3. まとめ

ガーデニングを楽しみたくても、お手入れに時間がなかなかかけられないという人でも、今回ご紹介した多年草なら育てやすいかもしれません。

植えっぱなしでもキレイな花を咲かせてくれる、野趣あふれる多年草たち。美しく凛と咲く花々にパワーをもらいながら、ステキな毎日を過ごしましょう。

LIMO編集部