【貯蓄】50歳代「貯蓄200万円未満」おひとりさま世帯は何パーセント？収入ピーク世代の現実平均額1391万円、中央値80万円で大きな差が生じる

2. 【50歳代・ひとり世帯】貯蓄200万円未満は何パーセント？

金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査［単身世帯調査］（令和5年）」より、50歳代・ひとり世帯の貯蓄事情を確認します（金融資産を保有していない世帯を含む）。

50歳代・ひとり世帯の貯蓄円グラフ

平均：1391万円
中央値：80万円

貯蓄非保有世帯は38.3％、貯蓄200万円未満でみると54.7％と過半数を超えました。

平均値は1000万円を超えていますが、平均値は貯蓄の多い世帯によって引き上げられるため、より実態に近い中央値を見ると大幅に下がり、80万円となっています。

50歳代は収入が最も増える世代ですが、教育費やローンの支払いなど支出が嵩む世代でもあります。

セカンドライフへのカウントダウンも始まっていることから、できるだけ早いうちに老後資金を確保することが急務となるでしょう。

貯蓄以外にも老後の収入源となる年金ですが、現代シニアはいくらぐらい受け取っているのでしょうか。次の章から一覧表でチェックしていきましょう。