子育て世帯の平均的な貯蓄額はいくら?
次に厚生労働省「2019年 国民生活基礎調査の概況」より、子育て世帯の貯蓄事情をみていきましょう。
子育て世帯の貯蓄額の平均は723万8000円となっており、内訳を見ると「500~700万円」(10.6%)、「100~200万円」(10.1%)が多く、「貯蓄がない」も11.6%います。
一口に子育て世帯といっても、お子さんが小さく夫婦どちらかが働き方をセーブするご家庭から、子どもが育ってきて共働きのご家庭までさまざまでしょう。
平均で約723万円であればまとまった貯蓄がある印象ですが、お子さんは18歳未満のご家庭のため、これから大学費用などがかかってきます。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。群馬県出身。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは資産運用や老齢年金、貯蓄、NISA、iDeCo、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児の母であり、趣味は執筆・読書、音楽鑑賞、写真、旅行。今の夢はYOASOBIのライブに行くこと。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年4月4日更新)。