暴落の昭和電工が一時ストップ安! 日経平均株価は3日ぶり小反発

【東京株式市場】 2018年4月4日

株式市場の振り返り-日経平均株価は3日ぶり反発、終わってみれば“寄り天“

2018年4月4日(水)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 21,319円(+27円、+0.1%) 3日ぶり小幅反発
  • TOPIX 1,706.1(+2.3、+0.1%) 3日ぶり小幅反発
  • 東証マザーズ総合指数 1,182.1(▲15.7、▲1.3%) 3日続落

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:1,517、値下がり銘柄数:505、変わらず:59
  • 値上がり業種数:24、値下がり業種数:9
  • 年初来高値更新銘柄数:92、年初来安値更新銘柄数:46

東証1部の出来高は15億1,906万株、売買代金は2兆6,471億円(概算)となり、いずれも前日より増加しました。NY市場の上昇等を受けてリスクオフモードは和らぎましたが、今週末の米雇用統計発表を控えて様子見スタンスの投資家も多かったようです。それでも、売買代金は3日ぶりに2兆5,000億円を上回りました。

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そのような中、日経平均株価は不安定な値動きとなりました。寄り付きこそ+123円高となったものの、前場の終盤にはマイナス圏に沈み、後場の序盤には一時▲54円安まで売られる場面がありました。

その後は再びプラス圏へ浮上し、小幅上昇ながら3日ぶりの反発で引けましたが、終わってみれば、“寄り付き天井”となっています。

なお、TOPIXも同じような値動きでした。

東証マザーズ総合指数は3日続落、売買代金は5日連続の1,000億円超

東証マザーズの出来高は4,804万株、売買代金は1,065億円となり、いずれも前日より増加しました。売買代金は5日連続で1,000億円を上回りましたが、個人投資家の物色意欲の回復は鈍く、低調な商いだったようです。

また、総合指数も冴えない値動きで3日続落となり、1,200ポイント回復はなりませんでした。新興市場が再び活況となるためにも、有望な物色テーマの登場が待たれます。

ソフトバンクGが連日の安値更新、昭和電工は一時▲15%超のストップ安まで暴落

個別銘柄では、ファーストリテイリング(9983)が連日の大幅高となり、KDDI(9433)も値を上げました。

また、ユニー・ファミリーマートホールディングス(8028)、資生堂(4911)、花王(4452)、ライオン(4912)など内需関連銘柄が年初来高値を更新しています(注:資生堂は終値で下落)。

その他では、前々日に決算発表を行ったしまむら(8227)が一時+5%超高の急騰となる続伸で引けたことが注目されました。

一方、ソフトバンクグループ(9984)が連日で年初来安値を更新し、ファナック(6954)や東京エレクトロン(8035)も売られました。

また、キーエンス(6861)が一時▲5%超安の急落となり、日立建機(6305)も大幅安で引けています。

その他では、黒鉛電極の需要減少が懸念された昭和電工(4004)が一時▲15%超安のストップ安まで暴落し、東海カーボン(5301)や日本カーボン(5302)も連想売りで一時▲17%前後安の暴落となったことが目を引きました。

新興市場では、前日に一時ストップ高となったシルバーライフ(9262)が急反落となり、ミクシィ(2121)も年初来安値を更新しました。一方、串カツ田中(3547)が急騰し、SOU(9270)は大幅続伸となっています。

青山 諭志

参考記事

慶應義塾大学卒業後、国内大手及び外資系大手金融機関に合わせて10年以上勤務し、株式市場を中心にマーケット関連の仕事に従事。その後独立。金融機関では主にアナリストとして企業や産業調査活動に従事。調査内容としてはミクロ・セミマクロが主な分析対象だが、好きなのはマクロ分析。記事で取り扱うテーマはマーケット動向、企業分析といった株式市場関連の分析や貯蓄や投資といった個人の資産運用動向を取り扱う。最近は「富の分配」問題や「お金持ち」である富裕層研究にも時間を割いている。その他に興味のある分野はブロックチェーン技術とゲノム(ジーノム)。