2. 春の寄せ植え【Q&A】花選びやデザイン、管理方法にまつわるQ&A
2.1 Q1:オシャレに見せるカラーコーディネートとは?
A1:1〜2色の同系色、または反対色を組み合わせましょう
例えば黄色の単色なら、レモンイエローから濃い山吹色までのグラデーション。2色使いなら黄色とオレンジ色の同系色、または黄色とブルーの反対色など。
さらにどの色とも調和する「白」をワンポイントとして加えると、寄せ植えがグッとアカ抜けして見えます。
2.2 Q2:相性のよい植物の選び方は?
A2:開花時期やお好みの環境が同じかどうかがキーポイントです
開花時期が同じ花を集めると、一気にピークを迎えるため短期間限定にはなりますが、すべてが咲き終わったあとに、寄せ植えを解体して新たに作り直せます。
ひとつの鉢に同居させるためには、同じ環境を好みお手入れ方法も同様の植物を選びましょう。日当たりは?水やりは?など、植物の特徴をよくチェックすることが大切です。
2.3 Q3:すき間が目立たず華やかな寄せ植えにするコツは?
A3:苗の根鉢を崩してコンパクトにしてから植えましょう
寄せ植えはゆとりのある株間で、というのが定説ですが、最初はスカスカでやや寂しい印象。作ってすぐに花束のようにゴージャスな寄せ植えを楽しみたいときは、少し密に植えるのがオススメ。
ボットから引き抜いた苗は土を軽く落としてコンパクトにすると、数多くの植物が植えられます。根鉢を崩して植えると、新しい根が伸びやすくなるという効果も期待できるでしょう。
2.4 Q4:土は何を使ってどのくらい入れるの?
A4:使い古しではなく新しい土を使い、土は鉢から1センチ程度下の高さまで盛ります
寄せ植えには新鮮な土を使いましょう。草花用培養土は細かい粒子がサラサラとすき間まで入ってくれるのでオススメ。さらに赤玉土をプラスすると保水性が高まります。
寄せ植えはウォータースペースが狭めのほうが見映えがよくなるので、鉢の縁から1センチほど下に地面がくる高さにしましょう。
2.5 Q5:日陰に置いても大丈夫?
A5:耐陰性が強い品種を選べば、日陰にも寄せ植えを飾れます
日なたより半日陰を好む品種を選べば、玄関まわりなどやや日当たりに恵まれない場所でも大丈夫。アイビーなどのリーフプランツを組み合わせると、大人シックでオシャレな雰囲気に。
また、手間がかかりますが寄せ植えを2鉢作って、日当たりのよい場所と悪い場所で交互に入れ替える方法もあります。
次では、まるでガーデニング雑誌のグラビアのような<こなれ感のある寄せ植え>が叶うおすすめの草花を紹介します!