3月から4月にかけて、引っ越しの動きはピークを迎えます。進学や就職、異動などのため住む場所を移った方や、引っ越しのトラックを見かけた方も多いのではないでしょうか。

引っ越し先を選ぶときは、ほとんどの方が学校・職場までのアクセスの良さや周辺の環境などを確認するでしょう。しかし人気が高いところほど家賃が高くなりがちなため、納得できる場所を見つけるのは難しいものです。

そこで本記事では、関西にスポットライトを当てて「住んでみたい」と思っている人が多い関西の街を紹介します。記事後半ではトップ10をまとめたランキング表をチェック!

1. 【解説】2024年版住みたい街ランキングトップ3!沿線も紹介

不動産情報サイト「SUUMO」を運営する株式会社リクルートは、関西6府県に居住している人を対象に、住みたい街や自治体を尋ねるWeb調査を実施しました。

調査の実施期間は2023年11月13日~23日、有効回答数は関西6府県在住の20歳~49歳の男女4292人です。

それでは、トップ5にランクインした街について簡単に紹介していきます。

1.1 【1位】梅田(大阪府・大阪市)

梅田は、大阪市のみならず関西圏全体でも中心的なエリア。大丸や阪急などの百貨店、LUCUAのような大型商業施設、数十階建てのオフィスビルなどが所せましと建ち並んでいます。

JRや阪急など数々の鉄道会社の大規模なターミナル駅が集まっている場所でもあり、関西圏に加え北陸や山陰など各方面への電車が発着しています。

買い物・遊び・食事・仕事などあらゆるものが揃っているのに加え、交通の便も優れているのが梅田の魅力です。JR大阪駅の北地区(通称:うめきたエリア)の開発も進んでおり、今後も目が離せません。

1.2 【2位】西宮北口(兵庫県・西宮市)

西宮北口は、兵庫県西宮市にある阪急の西宮北口駅を中心としたエリアです。

駅のすぐ近くには阪急西宮ガーデンズやアクタ西宮といった大きな商業施設、2000席以上のキャパシティーを持つ兵庫県立芸術文化センターなどが集まっており、にぎやかな雰囲気です。

駅から少し離れると、一戸建て住宅や小規模マンションが集まる落ち着いた雰囲気になります。道路の幅が広くてゆったりとしており、公園や街路樹などの緑もあちこちで見られますよ。

1.3 【3位】神戸三宮(兵庫県・神戸市)

神戸三宮は、兵庫県随一の繁華街と言えるエリア。百貨店や市役所のほか、地下には商店街が広がっており、食事・ショッピング・娯楽などをまとめて楽しめます。

駅周辺にはバーやクラブも充実しており、仕事帰りにフラッと立ち寄りたくなるお店が盛りだくさん。神戸らしいハイカラでおしゃれな洋菓子屋さんやカフェもありますよ。

公共交通機関の利便性にも優れ、大阪市内までは約30分、京都までは約1時間。京阪神間の通勤・通学に便利です。

つづく4位と5位の街はどこだったのでしょうか? 次ページではトップ10のランキングも一挙に公開します。