2. 資産形成の目的は「老後の生活費」が9割超えの結果に
- 老後の生活費 94.2%(81人)
- 万が一に備えて 50%(43人)
- 娯楽 24.4%(21人)
- 子どもの教育費 11.6%(10人)
- その他 7.0%(6人)
※複数回答のため、回答者数に対する割合を表示しているため、構成比の合計が100%を超えます。
続いて、資産形成の目的についてたずねたところ、「老後の生活費」と答えた人が全体の94.2%で、9割を超えました。次いで「万が一に備えて」が半数、また、「娯楽」と回答した人が24.4%でした。
9割以上の方が「老後の生活費」、また5割の方が「万が一に備えて」と回答しているところから、多くの方が現実的な生活のために、投資を活用していることが読み取れます。
3. 非課税枠のある投資制度について8割が利用
- はい 80.2%(69人)
- いいえ 19.8%(17人)
また、「資産形成を行うにあたって、非課税枠のある投資制度を利用していますか」という問いに対して、「はい」と答えた方は80.2%、「いいえ」と答えた方は19.8%でした。
- 新しいNISA(新NISA) 84.1%(58人)
- 個人型確定拠出年金(iDeCo) 36.2%(25人)
- その他 8.7%(6人)
- 財形貯蓄 7.2%(5人)
- 企業型確定拠出年金(401k) 5.8%(4人)
また、「非課税枠の投資をしている」と回答した人に対して、どの投資制度を利用しているか聞いたところ、「新しいNISA」と答えた人が84.1%で8割を超える結果になりました。続く「個人型確定拠出年金(iDeCo)」が36.2%であるため、「新しいNISA」が際立って回答数が多い結果だとわかります。
4. 「株式」に興味があると答えた人が7割を超える結果に
- 株式 70%(67人)
- 投資信託 57.3%(55人)
- 債券 29.2%(28人)
- 金(ゴールド)26%(25人)
- 不動産 17.7%(17人)
- 暗号資産 11.5%(11人)
- 外国為替(FX) 7.3%(7人)
- 外貨建終身保険 6.25%(6人)
- その他 6.25%(6人)
- 変額保険 3.1%(3人)
最後に、全員に対して、「今後どのような資産、または金融商品に興味がありますか。」と質問しました。すると、「株式」と答えた人が70%で、最も多い結果になりました。そして、「投資信託」が57.3%、「債券」が29.2%、「金(ゴールド)」が26%と続きました。
「株式」に関心がある人が7割を超えていることから、株式市場の好調さも続いていることに加え、LIMO読者の投資への意識の高さがうかがえます。
5. まとめ
ここまで、「資産形成」に関するアンケート結果をご紹介してきました。
アンケート結果からは、すでに資産形成を行っている方が多くいらっしゃることがわかりました。また、将来のお金について考え、行動する意識の高さがうかがえました。
明日、4月3日は「資産形成を考える日」です。ぜひ、ご自身の資産形成について、考えてみてはいかがでしょうか。
5.1 資産形成に関するアンケートの調査概要
- 調査日:2024年3月7日(木)〜2024年3月15日(金)
- 対象者:くらしとお金の経済メディア「LIMO」のメールマガジン会員
- 回答数:96件
※小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
LIMO編集部