2. トヨタ「ピクシスエポック」価格:86万200円~136万4000円

トヨタ「ピクシスエポック」

トヨタ「ピクシスエポック」

出所:株式会社トヨタ自動車公式画像

トヨタ「ピクシスエポック」は、子会社のダイハツ工業からOEM供給を受けるトヨタブランドの軽自動車「ピクシス」シリーズのひとつです。

ピクシスエポックはミライースをベースにした優れた低燃費と購入しやすい価格が特徴のモデルです。

外観はエンブレム類が変更されてます。

グレード構成と価格は全てミライースと同じになりますが、ミライースに設定されている特別仕様車の「X“リミテッド SA Ⅲ”」と「G“リミテッド SA Ⅲ”」の設定はなく、価格帯は86万200円〜136万4000円となっています。

3. SUBARU「プレオ+(プレオ)」価格:97万200円~136万4000円

SUBARU「プレオ+」

SUBARU「プレオ+」

出所:株式会社SUBARU公式画像

プレオは、SUBARUが製造・販売していた軽自動車ですが、2010年以降はダイハツからのOEM車となっています。

プレオ+は優れた低燃費と手ごろな価格設定を特徴とするミライースがベースとなっています。

トヨタ「ピクシスエポック」と同様に、プレオ+ではエンブレム以外はビジネス向けグレードが未設定となるため、2代目では「F」が廉価グレードの位置づけとなっている他グレード名と価格帯が異なっています。

ミライースに比べて割高に感じますが、全てのグレードに「スマアシ」が装備されています。

3.1 プレオ+価格表(消費税10%込み)

SUBARU「プレオ+」の価格表

SUBARU「プレオ+」の価格表

出所:スバル公式プレオ+WEBサイトをもとに筆者作成

さて、ここまで100万円以下で購入できる新車の軽自動車をご紹介してきましたが、車を購入する際には車両本体価格以外にもさまざまな費用がかかります。

もろもろの費用を含めて100万円以下で新車の軽自動車を買うことはできるのでしょうか?次章で計算してみましょう。

4. 車を購入する時にかかる、もろもろの「費用」

車の購入費用は車両本体価格以外にも、税金や自賠責保険料などの法定費用、各種手続きのための代行費用など諸費用がかかります。

想定外の出費で予算をオーバーしないようにこれらの諸費用を知っておくことも必要です。

もし、諸費用を含めた予算が100万円で新車を購入するのならダイハツミライースLかBグレード、「スマアシ」装備車を希望するならミライースB“SA Ⅲ”ということになります。

※登録乗用車や商用車は税金や自賠責保険料は軽自動車の場合

ダイハツ「ミライース」購入にかかる費用の例

ダイハツ「ミライース」購入にかかる費用の例

出所:筆者作成

上図のとおり、例えば、ミライースB“SA Ⅲ”の車両本体価格は92万6200円ですが、自動車重量税や自賠責保険、販売諸費用、リサイクル料、税金・諸費用などを含めると99万8240円になります。

5. まとめにかえて

今回は100万円以下で買える新車をご紹介しました。部品の高騰や供給不足などの影響で車の値上がりが続き、ミライースのライバルだったスズキアルトも値上がりし100万円を越えてしまいました。

しかし、数台の車種が該当しましたが、車を購入するには諸費用も必要です。

また、ご紹介した諸費用以外にも、任意保険料や整備費用など車を購入・維持するには多くの費用が必要だということも理解しておく必要があります。

少しでも安い車を購入するにはトータルで考えることが必要です。

参考資料

田中 秀雄