2. 【日陰のガーデニング】日当たりイマイチな庭やベランダでも育てられる植物6選
2.1 ヒューケラ
ヒューケラはレッドやブラウンオレンジ、ライトグリーンなど、さまざまな葉色が楽しめるリーフプランツ。春には花も咲かせます。
美しい葉色は直射日光が苦手なので、明るい日影などが生育場所に適しています。寒さにも強く、冬もカラフルな葉を枯らすことがないので、庭が寂しくなりにくいのも嬉しいポイントです。
※参考価格:300~800円前後(3号ポット苗)
2.2 セイヨウオダマキ
華やかで美しい花姿が楽しめるセイヨウオダマキ。ヨーロッパが原産のオダマキで、日本原産のミヤマオダマキよりも花が大きく、草丈も高めです。
基本的には明るい日陰で育て、夏は直射日光や多湿に気をつけるようにしましょう。開花期は5~6月ごろです。
※参考価格:500〜1000円前後(3号ポット苗)
2.3 アジュガ
グランドカバーにも重宝するアジュガは、4~6月にピンクやパープルの花を咲かせる多年草です。葉が銅葉カラーの品種は特にオシャレで、「アジュガ・チョコレートチップ」などの品種があります。
横に広がるようにして育ちますが、根が浅いので広がって困るときは引き抜きましょう。
※参考価格:200~500円前後(3号ポット苗)
2.4 ヒメシャガ
初夏に美しい花を咲かせるヒメシャガは、明るめの日陰でも育てられる多年草です。同じアヤメ科のシャガは常緑性で草丈も高いのですが、ヒメシャガはサイズが小さいのでコンパクトな庭でも育てやすいのが特徴です。
鉢植えにも適しているので、ベランダでも栽培が可能です。
※参考価格:600~800円前後(3号ポット苗)
2.5 アスチルベ
フワフワとした花穂が美しいアスチルベは、初夏のガーデンをオシャレに演出する多年草。円錐形のホワイトやピンクの花穂が明るい雰囲気で、ガーデンのアクセントとにもおススメです。
日陰でも育てることができる上、雨にも強い性質です。夏の高温や乾燥が苦手なので、地植えにする場合は生育場所をよく選ぶようにしましょう。
※参考価格:500~1000円前後(3号ポット苗】
2.6 ラミウム
オシャレなリーフプランツとして寄せ植えにも重宝するラミウムは、美しい葉色が楽しめる多年草です。日陰でも育てることができる植物で、初夏には素朴な花も楽しめます。
グランドカバープランツとして育てられることもあり、環境が合うと広がって増えてしまう場合もあります。増やしたくない場合は根域を制限するか、こまめに引き抜くなどの管理が必要です。
※参考価格:300~500円前後(3号ポット苗)
3. まとめにかえて
今回は日当たりに恵まれない庭やベランダでも育てられる植物について紹介しました。
ご紹介した植物は日当たりに恵まれない庭やベランダでも育てられますが、花を楽しみたい場合は日光が必要になる場合もあります。少しの間でも日が当たる場所があれば、花を楽しみたい植物を優先的に配置するようにしましょう。
葉だけを楽しむなら、より日陰に適応しやすい植物はあります。近年は葉色がカラフルな植物、斑入りの植物など、さまざまなリーフプランツが登場しているので、組み合わせを楽しんでみてはいかがでしょうか。
LIMO編集部