6. 【ご参考】ミニストップの売上や客単価の推移は?

2024年3月11日、ミニストップは2024年2月度の売上関連の数値を発表しています。

開示情報には、ミニストップの既存店の売上高、客数、客単価、また全店の売上高、また店舗数の推移などが含まれています。

7. 2024年2月分のミニストップの月次情報

ミニストップの2月の既存店売上高は対前年同月比+0.3%増で、2024年2月期は5月を除いて対前年を上回っています。

なお、客数については2月は対前年同月比▲1.5%減です。

客単価については対前年同月比で+1.9%増となっており、2024年2月期は全ての月で対前年を上回っています。

8. 2024年2月分のミニストップの概況

ミニストップの2月の商品についての概況は下記の通りです。

  • コンビニエンスストア商品については、ミニストップ大感謝祭企画として、おにぎり4品98円セールを実施。また、人気のでかむすびを、さらに増量した「どでかむすび タルタルチキン南蛮」「どでかむすび こく旨鶏醤油マヨネーズ」を期間限定で発売し、好調に推移。
  • 菓子パン分類では、本体価格108円でボリューム感と値ごろ感を訴求した「シュガーマーガレットブレッド」、「ビッグ三角チョコチップパイ」を新たに発売。また、ちょっと食べたいというニーズに合わせ、「レモナック」「アップルパイ」等、お求めやすい価格で特設什器で販売し好調。結果、菓子パン分類の売上は前年を上回りました。
  • 冷凍食品では、手軽に、ボリューム感のあるメニューを食べたいというニーズに合わせ、ワンプレート冷凍食品「トップバリュベストプライス ガッツリ飯×ガッツリ飯」を販売し好調。結果、冷凍食品の売上は前年を上回りました。
  • 店内加工ファストフード商品におきましては、しっとり、もっちりした国産小麦粉100%のパンケーキを使用した「いちごパンケーキソフト」「パンケーキソフト」を新たに発売。加えて、石川県で焙煎した加賀棒ほうじ茶を使用した「ほうじ茶ラテソフト」、チョコモンブランクリームと生チョコもちをトッピングした「プレミアムほうじ茶ショコラソフト」が引き続き販売好調。ソフトの売上は前年を上回りました。
  • 手づくり弁当では、はじめての野菜メニューとなる「肉野菜炒め弁当」を発売し好調。店内加工炊飯の売上は前年を上回りました。

9. 2024年2月分のミニストップの店舗数

ミニストップは国内で1店舗を出店し、2月末店舗数は1856店舗となりました。

無人コンビニ「MINISTOP POCKET(ミニストップ・ポケット)」の2月末拠点数は1141拠点。ベトナムのMINISTOP VIETNAM COMPANY LIMITEDは4店舗を出店し2月末店舗数は173店舗となりました。

参考資料

齊藤 慧