3. 「資産家たちの共通点」その1
3.1 必要なものにはおしみなくお金を使う
富裕層と呼ばれる資産家たちは、必要と思ったことやモノに対してはお金を惜しみなく使います。
「見境なく」お金を使えるイメージを持たれることもしばしばありますが、実は、「価値を感じないもの」に対しては財布の紐を緩めないのです。
その逆に、「価値を感じるもの」に対する出費は惜しまない傾向があります。例としては、「趣味」や「学び」にまつわる出費が挙げられます。
「趣味」は、日々のストレスを発散したり、自分へのご褒美としての側面を持っていたりしますね。実はこれ、心身の休息やリカバリーを重要視する資産家たちが大切にしている部分なのです。
「学び」とは、自身の成長をビジネスにつなげるための自己研鑽。より多くのお金を生み出す結果へ繋げることも、学びの一つの目的です。資産家たちには、自己投資を通じてさらにお金を増やす「本能と習慣」が身についているのかおmしれません。
無駄なモノにはお金は使わず、有益なモノへの投資は惜しまない。資産家たちはお金の使い方が上手いのです。
4. 「資産家たちの共通点」その2
4.1 お金を増やすことに意識を向ける
先述の「自己投資」にも関連しますが、資産家たちあ「今あるお金」から「更にお金を生み出す」ことに、常に意識を向けています。
お金があるから何かを買うのではなく、「どう使えば効率よくお金が増えるか」という発想になるわけです。
仕事のモチベーションアップに繋がるのであれば、ストレス発散目的で趣味やショッピングにお金を使います。「自分への投資」が最終的にお金を生み出すかどうかが、その判断基準なのです。そこが一般的な「浪費」とは大きく異なる点でしょう。
こうした価値観を持つ資産家たちは、金融商品を選ぶ際にも「効率的に資産を増やす」という目的意識を持っています。株式や債券などリスク性のある金融商品を「じっくり吟味」したうえで投資対象とし、お金が増えるしくみを積極的に活用することに余念がありません。
5. まとめにかえて
今回は「富裕層」と呼ばれる資産家たちについての最新データとともに、その「共通点」をご紹介しました。
もちろん、資金力あってこそ実現する「お金の使い方」もあるでしょう。しかし、お金に対する基本的な姿勢には、私たちも学べる部分が多いはずです。
「資産家たちのマインド」は、私たちがお金との付き合い方を考え直す何らかのキッカケになるかもしれません。
参考資料
徳原 龍裕