2024年3月7日には「年金証書・年金決定通知書」「年金振込通知書」「支給額変更通知書」など、年金に関する重要書類が送付されました。

実際にご自身が受け取れる年金額が記載されているので、確認した方も多いのではないでしょうか。

退職して給与収入がなくなるときに生活の柱となるのが「公的年金」です。そんな年金を「月額30万円」以上もらう羨ましい人はどれくらいいるのでしょうか。

本記事では、年金を月額30万円以上受け取る人の割合を紹介します。どのぐらいの年収額の人が年金を「月額30万円」以上受け取れるのか解説するので、参考にしてみてください。

1. 厚生年金「月額30万円」以上もらえる人はたったの0.08%

まずは、厚生年金を「月額30万円」以上もらう人の割合を確認していきます。

厚生労働省年金局「令和4年度厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、厚生年金受給者の年金受給額の分布は以下のとおりです。

なお、以下の厚生年金の月額には国民年金(基礎年金)が含まれます。

厚生年金保険(第1号)年金月額1万円刻みの受給権者数

厚生年金保険(第1号)年金月額1万円刻みの受給権者数

出所:厚生労働省年金局「令和4年度厚生年金保険・国民年金事業の概況」

1.1 厚生年金受給者の年金受給額(額面)

  • 月額1万円未満 0.38%
  • 月額1万円以上2万円未満 0.10%
  • 月額2万円以上3万円未満 0.34%
  • 月額3万円以上4万円未満 0.59%
  • 月額4万円以上5万円未満 0.64%
  • 月額5万円以上6万円未満 0.96%
  • 月額6万円以上7万円未満 2.57%
  • 月額7万円以上8万円未満 4.30%
  • 月額8万円以上9万円未満 5.80%
  • 月額9万円以上10万円未満 7.03%
  • 月額10万円以上11万円未満 7.05%
  • 月額11万円以上12万円未満 6.47%
  • 月額12万円以上13万円未満 5.91%
  • 月額13万円以上14万円未満 5.79%
  • 月額14万円以上15万円未満 5.96%
  • 月額15万円以上16万円未満 6.21%
  • 月額16万円以上17万円未満 6.51%
  • 月額17万円以上18万円未満 6.62%
  • 月額18万円以上19万円未満 6.32%
  • 月額19万円以上20万円未満 5.69%
  • 月額20万円以上21万円未満 4.75%
  • 月額21万円以上22万円未満 3.56%
  • 月額22万円以上23万円未満 2.40%
  • 月額23万円以上24万円未満 1.58%
  • 月額24万円以上25万円未満 1.04%
  • 月額25万円以上26万円未満 0.64%
  • 月額26万円以上27万円未満 0.37%
  • 月額27万円以上28万円未満 0.21%
  • 月額28万円以上29万円未満 0.10%
  • 月額29万円以上30万円未満 0.05%
  • 月額30万円以上 0.08%
  • 平均年金月額 14万3973円

※厚生年金保険受給権者には、特別支給の老齢厚生年金の定額部分の支給開始年齢の引上げにより、定額部分のない報酬比例部分のみの65歳未満の受給権者が含まれている

厚生年金受給者のなかで月額30万円以上の年金を受給できる人の割合はわずか0.08%となり、1280人に1人ということになりました。

「月額30万円」の年金を受け取ることはかなり難しいことがわかります。