2. 【ガーデニング】いますぐ庭に迎えたい「幸せピンクの一年草」4選

ここからは、前ページでご紹介した植物をひとつずつ解説していきます。

2.1 ディアスキア

ディアスキア Diascia/ゴマノハグサ科

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  • 学名:Diascia
  • 科名:ゴマノハグサ科
  • 草丈・樹高:10~40cm程度
  • 開花期:3~5月

ディアスキアの花は、ゴマノハグサ科の植物で、特徴的な唇形をしています。下唇には、中がくりぬかれた袋状の突起が2つあり、後ろに向かって伸びています。

「花つきが良く開花期間が長い」「やや日陰の場所でも育てられる」などのメリットも手伝って人気が出てきました。一年草だけでなく多年草タイプのものも出回っており、種から育てることも可能です。

ピンクのほかに、ホワイト、パープル、オレンジなどの花色もあり、プランターや花壇、寄せ植えなどで楽しめます。
気温が上がると成長が鈍るので、春の植えつけを早めに行うと株が充実してたくさんの花を咲かせます。

※参考価格:700円

2.2 リナリア

リナリア Linaria/オオバコ科

ピンクのリナリアの花

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  • 学名:Linaria
  • 科名:オオバコ科
  • 草丈・樹高:30~100cm程度(品種により異なる)
  • 開花期:3月中旬~7月上旬など(品種により異なる)

スッと伸びた花穂が優雅なリナリア。ふんわりとしたピンクがとってもキュートですが、パープルやホワイト、イエローなどもあるので組み合わせても彩りを楽しめます。

一年草のリナリアは矮性種と高性種があり、宿根性のものよりも花つきがよく華やかなのがポイント。ボリュームがあるので寄せ植えにするとステキです。

水はけと風通しのよい日なたを好みます。ほのかな香りも楽しめます。

※参考価格:200~500円前後(3号ポット苗)

2.3 カスミソウ(ジプシー ディープローズ)

カスミソウ Gypsophila/ナデシコ科

Liubov Kaplitskaya/istockphoto.com

  • 学名:Gypsophila muralis Gypsy Series
  • 科名:ナデシコ科
  • 草丈:20~30cm
  • 開花期:5月~7月

種類の多いカスミソウの中でもひときわ愛らしいピンクの小さな花を咲かせる、ジプシーディープローズ。草丈が短く、開花盛期には株全体が花で覆われます。

こんもりとした姿が鉢栽培にも向いており、寄せ植えなどでは他の植物とあわせやすいので、幅広い楽しみ方が可能です。

過湿に弱いので、風通しのよい場所で雨に当てないように管理しながら育てましょう。

※参考価格:300~500円前後(3号ポット苗)

2.4 インパチェンス

インパチェンス Impatiens walleriana/ツリフネソウ科

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  • 学名:Impatiens walleriana
  • 科名:ツリフネソウ科
  • 草丈・15~40cm
  • 開花期:5~11月上旬

インパチェンスは、種からでも手軽に育てられ、日本の気候に適した人気のある植物です。

特に「カリフォルニアローズ・フィエスタシリーズ」などのバラ咲き品種が大変人気を集めています。葉には白やクリーム色の斑模様が入る品種も。

成長が速く、株全体が豪華な花でこんもりと満たされる様子を見るとなんだか幸せな気分に。夏に丁寧に手入れをしておけば、秋にも美しい花を楽しむことができます。花の色合いも濃いピンクや薄いピンク、赤や白とバラエティ豊かです。

日光を好むものの、北向きの玄関や日陰の花壇でも育てることができる頑健な植物です。初心者でも手軽に楽しめるので、おすすめです。

※参考価格:200~1000円(3号ポット~5号鉢)

3. まとめ

それぞれのお花によって、キュートで愛らしいピンク、大人っぽいピンク、様々な雰囲気があることが伝わったことと思います。あなたにぴったりのピンクは見つかりましたか?

ピンクといっても、花によってそのカラーバリエーションは千差万別。

ちょっと可愛らしすぎると感じてしまう場合は、ダスティピンク、ホワイトやパープルのお花とうまく組み合わせるとよいでしょう。

LIMO編集部