消費税納税を正しくおこなうために導入された「インボイス制度」。社内のルールが大きく変わりました。対応が求められているのは、経理部だけではありません。
業務によっては、大量の見積書や注文書を細かく確認する必要があります。多くの方が重荷に感じているのではないでしょうか。
そこで本記事ではインボイスが良いか悪いかは抜きにして、インボイス制度実施で混乱する社内に注目します。「ちょっとズレているかも?」な会社員たちの声を聞いてみましょう。
1. キレる社員1:インボイスは経理のせいだと思って怒りをあらわにするパターン
新しい制度を組織に導入する際に、不平不満をいう人は必ずでてくるもの。政府に対しての不満の声もあると思います。
ところが、インボイス制度の導入で怒りを爆発させている社員の矛先は、想像の斜め上をいく方向に向いていました。
社内で誰がインボイスについて旗を振るのかといえば「経理部」の方ではないでしょうか。会社の経理を取り扱うわけですから、仕方がないかもしれません。
いざ、インボイスが始まると経理部へのクレームが爆発。「なんでこんな制度導入したんだ!」「業務量が多くてやってられない!」と不平不満の声が上がったようです。
確かに、業務量が増えたのはわかります。気持ちもわかります。ですが、インボイス制度は経理部が導入を決定したわけではないんですよね。