5匹の元保護猫さんと暮らす飼い主さん。帰宅を待ちわびていた猫ちゃんたちが、ドアを開けた瞬間に「勢いよくお出迎え」する様子が、X(旧Twitter)で注目を集めています。
投稿したのは、Xユーザーの「@luna7taka9」さん。
当ポストには2024年3月1日時点で110件を超えるいいねが集まり
「続々とお出迎え…!」「これは嬉しいですね」「あれ?お出迎えしてないニャンがいる(笑)」
といったコメントが寄せられるなど話題となっています。
また記事の中盤では、ペットの不妊・去勢手術の実施率とその費用についてもご紹介します。
※ポストの画像は【写真】をご参照ください。
※今回ご紹介するポストは、投稿者様の掲載許可を頂いております。
1. 「待ってたよ~」と言わんばかりに飛び出してくる猫ちゃん達
「お帰り~」というコメントとともに投稿されたのは1本の動画でした。そこに収められているのは、帰宅した飼い主さん視点の光景。
部屋に繋がるドアの曇りガラスには、お座りする猫ちゃんの影が写っていますね。飼い主さんは「ただいま~エルちゃん!いい子で待ってた~?」と優しく声を掛けて、ドアを開けました。
すると……?最初に勢いよく飛び出してきたのは、ガラスの前で待機していた「エル」くん。「待ってたよ~!」と言いたげな勢いです。
続いてやって来たのは、茶トラ柄の「モカ」くん。トコトコと飼い主さんに駆け寄る姿が愛らしいですね。すかさずキジトラ柄の「ヤマト」くんもやって来ますが、その横から「グリ」くんが急ぎ足で向かってきます。
「帰ってきた~!!」という風に走るグリくん。飼い主さんもそんな猫ちゃん達の姿に笑みがこぼれたようで、優しい笑い声が聞こえてきます。
そして最後にやって来たのは「カイ」くん。こちらの様子をうかがっているようですが、奥でマイペースに爪とぎをし始めました。
それぞれのかわいい「お出迎え」にホッコリすると同時に、猫ちゃんたちの「飼い主さんへの愛」が伝わって心が温まる光景です。
2. ペットの不妊・去勢手術の実施率は?どのくらいの費用がかかる?
ここから少し、ペットに関する数字をご紹介していきます(投稿された内容については、この次のページにも続きますよ)。
ペットを飼ったばかりの人や、これから飼いたいと思っている人にとって、重要な関心事項が「不妊・去勢手術」という人もいるかと思います。
一般社団法人ペットフード協会はペット関連企業のマーケティング施策や商品開発を後押ししたり、ペットの飼育率向上を図るため、全国犬猫飼育実態調査を行っています。
「令和5年 全国犬猫飼育実態調査」によれば、犬猫の不妊・去勢手術の実施状況についてアンケートを取ったところ、以下のような結果となりました。
3. 猫8割、犬半数以上が不妊・去勢手術を受けている
3.1 【猫飼育者】現在飼育しているペットの不妊・去勢手術の有無
集計ベース:現在犬猫各飼育者 アンケート人数782
※猫の場合:、野良猫・地域猫給餌あり含む
- 不妊・去勢の手術を受けている :78.8%
- わからない:7.5%
- 手術を受けていない:13.7%
3.2 【犬飼育者】現在飼育しているペットの不妊・去勢手術の有無
集計ベース:現在犬猫各飼育者 アンケート人数1041
- 不妊・去勢の手術を受けている :55.3%
- わからない:4.8%
- 手術を受けていない:39.9%
調査の結果、猫では約8割、犬では約半数以上の飼い主が、不妊・去勢手術を行っていることがわかりました。
4. 不妊・去勢手術の費用は犬と猫で5000円の差
続いて、不妊・去勢手術の全国平均額を見ていきましょう。
日本獣医師会が2021年に実施した調査「家庭飼育動物(犬・猫)の診療料金実態調査結果(令和3年度)」によると、不妊手術診療料⾦中央値は以下のような結果になりました。
- <不妊手術> 猫去勢:1万2500円(中央値)
- <不妊手術> 犬去勢:1万7500円(中央値)
個体差や地域差もありますが、全国平均の中央値で比較すると、猫の手術費用は1万台前半、犬の手術費用は1万円台後半となりました。