厚生年金:60~90歳以上の平均月額
次に厚生年金(国民年金の金額を含む)についても1歳刻みで見ていきましょう。
厚生年金:60歳代の平均月額
- 60歳:8万7233円
- 61歳:9万4433円
- 62歳:6万1133円
- 63歳:7万8660円
- 64歳:7万9829円
- 65歳:14万5372円
- 66歳:14万6610円
- 67歳:14万4389円
- 68歳:14万2041円
- 69歳:14万628円
厚生年金:70歳代の平均月額
- 70歳:14万1026円
- 71歳:14万3259円
- 72歳:14万6259円
- 73歳:14万5733円
- 74歳:14万5304円
- 75歳:14万5127円
- 76歳:14万7225円
- 77歳:14万7881円
- 78歳:14万9623円
- 79歳:15万1874円
厚生年金:80歳代の平均月額
- 80歳:15万4133円
- 81歳:15万6744円
- 82歳:15万8214円
- 83歳:15万9904円
- 84歳:16万349円
- 85歳:16万1095円
- 86歳:16万2007円
- 87歳:16万1989円
- 88歳:16万952円
- 89歳:16万1633円
厚生年金:90歳代の平均月額
- 90歳以上:16万460円
※上記、60歳~90歳以上の厚生年金の月額には国民年金部分を含みます。
厚生年金は、国民年金に上乗せして支給されるため、国民年金より手厚い印象を受けるかもしれません。
「平均」としてデータを見ると、どの世代も10万円台を超えていますが、厚生年金への加入期間が短い人や年収が少ない人は、国民年金部分を含めても10万円台に達しない人も多いのが現状です。
現役世代の人は年金見込額を「ねんきん定期便」や「ねんきんネット」で確認してみることをおすすめします。
長い老後生活に向けて「考える」ことから始める
今回は、老後の大切な収入源である年金について詳しく眺めてきました。
年金については、実際の受給額を確認すると現役時代より収入が減ることは予想できます。
支出も減ることは考えられますが、反対に増える可能性がある支出もあります。
それは医療費や介護費用です。
老後を安心して過ごすには、身体の健康も大切ですが、お財布事情も健康である必要があります。
しかし将来の年金だけでは、ゆとりある老後を過ごすのは少し難しそうです。
健康であってもお財布事情が寂しいのは辛いものです。
もちろん老後をどのような状態で迎えるかは各家庭によって違いますが、老後準備は必要であることは間違いないです。
準備を始めるにあたっては、「ねんきん定期便」などでまずご自身の状況を確認し、どれぐらい理想と乖離するか?まずは考えてみてはいかがでしょうか。
参考資料
山本 大樹