6. 【ご参考】ローソンの売上や客単価の推移は?

2024年2月13日、ローソンは国内コンビニエンスストア事業の売上関連の数値を発表しています。

開示情報には、ローソン単体及びローソン事業の既存店の売上高、客数、客単価、また全店の売上高、また店舗の出退店情報が含まれています。

なお、ローソン事業にはローソンが運営する「ローソン」「ナチュラルローソン」の合計で、エリアフランチャイズ各社「ローソン高知」「ローソン南九州」「ローソン沖縄」の数値は含まれていません。

7. 2024年1月分のローソン単体の月次情報

ローソン単体の1月の既存店売上高は対前年同月比+3.1%増で、2024年2月期は3月から連続して対前年を上回っています。

なお、客数についても同様の傾向で12月は対前年同月比+3.8%増でこちらも引き続き好調です。

一方、客単価については若干であるが対前年同月比で▲0.7%減となっています。

8. 2024年1月分のローソン事業の月次情報

ローソン事業についてもローソン単体と同様の傾向です。

ローソン事業の12月の既存店売上高は対前年同月比+3.3%増で、今年度は連続してプラス成長を維持しています。

客数は同様の傾向で、対前年同月比+4.3%と高水準。

一方、客単価は若干マイナス成長となり、対前年同月比▲0.9%減となっています。

8.1 2024年1月の販売状況

販売状況は下記の通りです。

米飯は、リニューアルした金しゃりおにぎりやチルド弁当の販売が好調。

ベーカリーは、レシートクーポン施策などが奏功し、定番商品に加え、いちごスイーツ専門店「ICHIBIKO」が監修した菓子パンや惣菜パンの販売が好調。

冷凍食品は、「10種具材の鍋焼うどん」や「焦がしバター香るカヌレ」などが売上を牽引。

「無印良品」の焼菓子、化粧品などの販売が好調。

玩具は、エンタメくじやトレーディングカードゲームの販売が好調。

9. ローソングループの店舗数

出店は25店舗、閉店は10店舗となり、ネットで+15店舗。

総店舗数は、1万4650店。

うち、ナチュラルローソンは130店、ローソンストア100は649店となっています。

※ローソンが運営する店舗数のほか、エリアフランチャイズ各社(㈱ローソン高知、㈱ローソン南九州、㈱ローソン沖縄)が運営する店舗数を含みます。

参考資料

齊藤 慧