3. ご参考

3.1 出来高とは

証券取引所で売買された株式の数量。例えば、買い100株、売り100株の注文のもと取引が成立した場合、出来高は100株となります。

3.2 時価総額とは

上場企業の株価と発行済み株式数を掛け合わせたもの。企業価値を測るひとつの尺度として見られる。

3.3 PERとは

株価を1株当たりの当期純利益で割ったもの。同業他社の水準と比較したりするなどして、今の株価が割安か割高かを考える際に使用する。

3.4 PBRとは

株価を1株当たり純資産で割ったもの。帳簿上の純資産に対し、何倍の時価が付いているかという指標ともいえる。上記のPERと同様、今の株価が割安か割高かを考える際に使用する。

3.5 配当利回りとは

1株当たり年間配当金を株価で割ったもの。投資のリターンのひとつであるインカムゲインについて、投資対効果を考えるうえで参考にする。

3.6 日経平均株価とは

日本経済新聞社が算出している日本の株式市場の株価指数。東京証券取引所プライム市場に上場する株式のうち、流動性の高い225銘柄で構成されている。

3.7 TOPIXとは

東京証券取引所プライム市場上場株式銘柄や、旧第一部に上場していたスタンダード市場上場株式銘柄を対象に、日本取引所グループが算出している株価指数。株式の時価総額の合計を終値ベースで評価し、基準日である1968年1月4日の時価総額を100として指数化されている。

4. 新NISAのよくあるご質問

Q1.非課税保有限度額が1800万円ですが、つみたて投資枠だけ、もしくは成長投資枠だけで使い切ることはできますか?

A1.つみたて投資枠だけで1800万円を使い切ることはできます。成長投資枠だけで使い切ることも可能ですが、成長投資枠の非課税保有限度額は1200万円となっています。

Q2.非課税保有限度額は買付額ベースで管理されますか?

A2.「買付け残高(簿価残高)」で管理されます。また、NISA口座内の商品を売却した場合には、その商品の簿価分の非課税枠が再利用できるようになります。

Q3.非課税保有限度額を管理するとのことですが、金融機関は変更できますか?.

A3.金融機関は変更できます。非課税保有限度額については国税庁において一括管理を行います。なお、金融機関変更の方法やスケジュールはご利用の金融機関で事前に確認しましょう。

参考資料

金融庁「新しいNISA Q&A」

LIMO編集部