3. Xでは「小学校の授業で採用すべき」「これはつらいww」さまざまな意見

大きな話題となった「おこづかい明細書」。写真を目にしたXユーザーからは、多様な意見が寄せられました。

「小学校の授業で採用してほしい」「これはいい税教育」などの称賛や「社会人12年目だけど、まだ理解できてない…まずは自分が勉強しなきゃ」と自省する声も。

そのほか「小学生に介護保険は厳しすぎる(笑)」「この年齢から厚生年金は、将来安泰ですね」「これはつらいw」といったツッコミも寄せられ、ポストは賑わっています。

4. 民間の給与所得者数は5967万人、給与の総額は231兆2640億円

ここからは、給与所得者数や所得税の納税額について紹介します。

「令和4年分民間給与実態統計調査結果」によると、民間の給与所得者数は5967万人となっています。給与の総額は231兆2640億円、源泉徴収された所得税額は12兆424億円であったことがわかっています。

また「1年間を通して勤務した給与所得者数」を見ると5078万人であり、そのうち「源泉徴収によって所得税を納税している人」の数は、4360万人であることがわかりました。税額は11兆7742億円となっています。

5. 「おこづかい明細書」の中学生バージョンも

いかがでしょうか。今回は、Xで話題になっている「おこづかい明細書」を紹介しました。

投稿写真

子どものおこづかい明細書

@psyco_01main

@psyco_01mainさんはXで、中学生のお子さんの「おこづかい明細書」も公開されていました。総支給額5250円のおこづかいは、税金や保険料が差し引かれた結果「4000円」になっています。

ちなみに、@psyco_01mainさんとお子さんとの間では「賃上げに伴い、息子の小遣いも賃上げします。代わりに社会保険料等も負担してもらいます」「えー、それ絶対貰える金額減る奴じゃん!やだよ!!」といった会話があったのだそうですよ。

「社会の仕組み」の理解を促す機会を、家庭内で生み出した@psyco_01mainさん。子どもたちに伝えていく際には、こうした方法を取り入れるのもよさそうですね。

参考資料

小野田 裕太