2024年1月26日、総務省から公開された「2020年基準 消費者物価指数全国 2024年(令和6年)1月分」によれば、生鮮食品・エネルギーを除く総合指数は前年同月比で3.1%の上昇。
前月比からは下落したものの依然として物価高の状況は続いており、家計へ少なからず影響を与えていることでしょう。
物価上昇の傾向がしばらく続きそうですが、上昇率は地域によって差があります。
実際、たとえば地価の高い首都圏に平均年収が高い世帯や貯蓄額が多い世帯が固まっているのか、気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、47都道府県の平均貯蓄額と平均年収をランキング形式で見ていきたいと思います。年収が多ければ貯蓄も多いのか、気になるところです。
1. 【貯蓄】最新・都道府県別「平均貯蓄額ランキング(二人以上世帯)」の結果一覧
それでは早速、総務省統計局の発表した「家計調査報告(貯蓄・負債編)二人以上の世帯」より、都道府県別の平均貯蓄ランキングをみていきましょう。
※二人世帯に限定し、県庁所在市別の順位を便宜的に各都道府県のものとしています。
同資料によると全国平均貯蓄額は1901万円。17位「香川県」、18位「広島県」が平均上下の境界線となりました。
そして気になる1位は「愛知県」の2659万円。そして「兵庫県」、「神奈川県」と続きます。
一方で、最も平均貯蓄が少ない都道府県は904万円の「沖縄県」でした。1位の「愛知県」とは単純計算で3倍ほどの開きがあるとわかります。