シャープが一時+5%超高の急騰! 日経平均株価は続伸

【東京株式市場】 2018年2月26日

株式市場の振り返り-日経平均株価は続伸、終値は2月19日以来の22,000円台乗せ

2018年2月26日(月)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 22,153円(+260円、+1.2%) 続伸
  • TOPIX 1,774.8(+14.2、+0.8%) 続伸
  • 東証マザーズ総合指数 1,237.7(+21.6、+1.8%) 続伸

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:1,352、値下がり銘柄数:621、変わらず:86
  • 値上がり業種数:31、値下がり業種数:2
  • 年初来高値更新銘柄数:80、年初来安値更新銘柄数:1

東証1部の出来高は12億4,254万株、売買代金は2兆2,469億円(概算)となりました。出来高は先週末より増加しましたが、売買代金は小幅減少となりました。NY市場の大幅上昇を好感した動きはあったものの、依然として模様眺めに徹する投資家は多く、低調な商いとなったようです。売買代金は今年2番目に低い結果となりました。

続きを読む

そのような中、日経平均株価は終日プラス圏で推移しました。ただ、寄り付き直後に一時+333円高となる場面があったものの、その後は上値がやや重い展開となりました。

それでも、終値は2月19日以来の22,000円台に乗せる続伸となっています。ちなみに、その前の22,000円台は2月5日でしたが、その翌日(2月6日)は、日経平均株価が一時▲1,600円超安となった、あの暴落の日でした。

なお、TOPIXも同じような値動きでしたが、上昇率は日経平均株価を大きく下回りました。これは、日経平均株価を構成する主力大型株に買いが集まったことを示唆しています。

東証マザーズ総合指数は続伸、売買代金は12日連続の1,000億円割れ

東証マザーズの出来高は4,645万株、売買代金は812億円となり、いずれも先週末より増加しました。増加はしたものの、新興市場では模様眺めムードが依然として強く、売買代金は12日連続で1,000億円を割り込んでいます。

なお、一部の主力株に買い戻しの動きが出たこと等から、総合指数は大幅高の続伸となりました。再び1,200ポイントを固める態勢に入ってきたと見られます。

アステラス製薬など医薬品株が軒並み上昇、ローソンは唯一の昨年来安値更新

個別銘柄では、ファーストリテイリング(9983)、ソフトバンクグループ(9984)、KDDI(9433)が大きく値を上げ、テルモ(4543)、アステラス製薬(4503)、塩野義製薬(4507)、中外製薬(4519)など医薬品株が軒並み大幅上昇となりました。

また、日立建機(6305)が大幅高となり、シャープ(6753)は一時+5%超高の急騰となっています。その他では、三菱商事(8058)や住友商事(8053)など商社株も軒並み値を上げたのが目を引きました。

一方、2月決算企業は配当落ち日だったことから、小売株に下落が目立ち、その中でもローソン(2651)は東証1部で唯一の昨年来安値更新となりました。また、日立製作所(6501)や日本電産(6594)などハイテク株の一角も安く引けています。

新興市場では、マネーフォワード(3994)が値を飛ばしてストップ高となり、ASJ(2351)も+20%超高の爆騰となりました。

また、先週末に上場しながら買い注文が集中して売買が成立しなかったMマート(4380)は、公募価格1,240円に対して約4.5倍の5,380円の初値となっています。なお、終値は6,200円でした。

青山 諭志

ニュースレター

PR

慶應義塾大学卒業後、国内大手及び外資系大手金融機関に合わせて10年以上勤務し、株式市場を中心にマーケット関連の仕事に従事。その後独立。金融機関では主にアナリストとして企業や産業調査活動に従事。調査内容としてはミクロ・セミマクロが主な分析対象だが、好きなのはマクロ分析。記事で取り扱うテーマはマーケット動向、企業分析といった株式市場関連の分析や貯蓄や投資といった個人の資産運用動向を取り扱う。最近は「富の分配」問題や「お金持ち」である富裕層研究にも時間を割いている。その他に興味のある分野はブロックチェーン技術とゲノム(ジーノム)。