【寄せ植えガーデニング】こんもりと立体的に茂る…　ドーム状の作り方・オススメの花＜主役・脇役＞6選 奥に草丈の長い植物、手前には小花を配置！ そんな寄せ植えも素敵だけれど、春の陽気にぴったりなまるっとした形を作りたい

ひとつの鉢にミニガーデンを作り、様々な場所で楽しめる寄せ植え。品種選びや植え方で、お好みの形に仕立てることができます。

今回はこんもりと立体感のある寄せ植えの作り方を参考価格とともに紹介します。

オススメの植物を主役級とわき役に分けて見ていきましょう。

1. こんもり茂る寄せ植えの作り方ポイント

1.1 花や葉が密に展開する品種を選ぶ

花がこんもりとした形にまとまる寄せ植えを作るときは、花付きのよさを重視して選ぶのがポイント。中～小輪の花が咲く品種がよいでしょう。

葉も小ぶりで密になって開き、花が株全体をおおうように咲くと、丸く茂った印象を与えます。

1.2 横に広がる品種を選ぶ

生長とともに縦に長く伸びるタイプより、水平方向に広がってボリュームのある草姿になるタイプを選びましょう。

茎がしなやかで細いと鉢の縁から下に垂れ下がってしまうので、ある程度硬さがあって放射状に伸びるような品種がオススメです。

1.3 ドーム型にレイアウトする

背丈が少しずつ異なる品種を集めて、中央に比較的高いものを、その周囲にやや低めのものを植えると、丸みを帯びた美しいドーム型になります。

遠く離れたところから見て確認しながら、苗をレイアウトするのがコツです。あとでお互いに邪魔し合わないように、ある程度の間隔を空けて植え込みましょう。

1.4 主役は中央に配置する

色鮮やかで華やかな花が咲き、寄せ植えの主役にふさわしい品種は中央に。壁際に置く場合は四方から寄せ植えが見えないので、真ん中のやや後方に植えましょう。

主役の回りにはわき役として、主張し過ぎず回りの花とうまく協調できる花がオススメ。花や葉の形がそれぞれ異なる品種を集めれば、変化に富んだ寄せ植えになります。

1.5 浅めの丸鉢に植える

こんもり茂った寄せ植えには、比較的浅めで直径の大きな丸鉢がお似合い。低い位置では半円形の形がわかりにくくなるので、フラワースタンドなどに置いて高さを出すとよいでしょう。

1.6 切り戻しで形を整える

植物にはそれぞれ性質や生育スピードが異なります。植えたときは形が整っていても、日が経つと少しずつ全体のバランスが崩れてくることも。

ドーム型に丸みを帯びた形をキープしたい場合は、大きく伸びてきた植物を回りに合わせて、適度に切り戻ししましょう。短くすることでわき芽が増え、さらにこんもりとした形に茂ります。